キーボードで作業する社会人や学生は、おそらくテンキー付きのキーボードを使う人が多いだろう。しかし筆者は真逆で、テンキーもファンクションキーも付いていないコンパクトなキーボードを好む。
なぜかと言うと、無駄なキーがほとんどないからだ。経理や事務など数字を扱うことが多い職業だと、テンキーは必要だろう。しかし、そうじゃない職業なら、実際はテンキーレスでもなんとかなる。それにコンパクトなキーボードなら、持ち運びやすく、キーボードからマウスまでの距離も短いといったメリットもあるのだ。
それ以外にも多くのメリットがあるが、同時にデメリットも存在する。それらを踏まえた上で、本記事でコンパクトキーボードの魅力を語っていこう。
製品概要

nuphy
メカニカルキーボード
Air60 V2

製品名:O51Go
価格:9,500円(税込)
製品ページ:https://keeb-on.com/products/40keyboard-goforty
製品名:R47Go
価格:9,500円(税込)
製品ページ:https://keeb-on.com/products/40keyboard-goforty
製品名:NuPhy Air60 V2
価格:27,280円(税込)
製品ページ:https://sanyollc.com/products/air60-v2-keyboard
コンパクトなキーボードの魅力
デザインが洗練されている
好みの範囲だが、キーボードはミニマルなデザインほど魅力を感じる。フルサイズのキーボードと比べても、デザインに無駄が少ないというか。

それに筆者はWebライターなので、テンキーがあってもほぼ使わない。使わないキーがあってもしょうがないと感じる質なので、コンパクトなキーボードを使う方が理にかなっている。
持ち運びやすい
折りたたみ型や分割型など、コンパクトなキーボードほど持ち運びやすい。おかげで出先でも省スペースで作業ができる。

といっても筆者は折りたたみの打鍵感があまり好きになれず、分割型も肌に合わずあまり使っていない。しかし最近購入したR47Goは従来のキーボードに近いデザインで、初心者でも比較的扱いやすい。

メカニカルキースイッチも使えて、打鍵感も申し分ない。持ち運びやすくて打鍵感も良ければ、それに越したことはないだろう。
タイピングの無駄がなくなる
コンパクトなキーボードと言っても、テンキーレスや60%レイアウトなど色々ある。個人的に推したいのが60%レイアウトで、最近ハマっているのは40%レイアウトだ。
60%はテンキーレスでファンクションキーも存在しない。文章作成に集中したいなら、これくらいコンパクトな方がちょうどいい気がする。

それにキーマッピングに対応していれば、自分好みのキー配置に変更可能だ。バックスペースキーやエンターキーも移動できて、製品によってはショートカットキーも登録できる。少ないキーでも関係なくなるので、慣れれば最高だ。

コンパクトなキーボードのデメリット
慣れるまでが苦痛
現実的に考えてコンパクトなキーボードは一般化しづらいと思う。なぜなら慣れが必要だからだ。フルサイズのキーボードなら視覚的にどのキーがどの役割なのか分かるが、テンキーレスになるとキーが削られてしまう。人によっては数字入力がやりづらくなるので、ストレスが増えるだけかもしれない。

それに時間の余裕がないと、慣れる行為そのものが面倒だろう。なのでコンパクトなキーボードは魅力的だが、万人向けとは言いづらい。
キーマップを考えるのが面倒
40%レイアウトや分割型の自作キーボードを扱うなら、避けて通れないのがキーマッピングだ。

正直言うと、筆者も未だに最適なキー配置が見つかっていない。とはいえシンプルな配置が好きなので、久しぶりに触ってもタイピングできるくらいにしている。


これも慣れが必要だが、やはり時間を要する。キーマッピングの配置について考えるのも、やはり面倒くさいだろう。それにキーマッピングを設定したからといって、今までより効率性が上がるとも限らない。要するに試行錯誤が好きなら向いているが、そうじゃないなら無理に使わなくてもいいだろう。
筆者おすすめのコンパクトキーボード
とりあえずおすすめしたいのがNuPhy Air60 V2だ。筆者は飽き性なのでキーボードを次々に買い替えているが、このキーボードは1年以上使っているほど気に入っている。

デザインもオシャレだし、ワイヤレス接続やキーマッピング対応など機能性も高い。家電量販店でも販売しているので、入手しやすいのもポイントだ。
あとはR47GoやO51Goという自作キーボードも捨てがたい。どちらも40%レイアウトで非常にコンパクト。R47Goは従来のキーボードをそのままコンパクトにした形なので、比較的扱いやすい。

O51Goはオーソリニアと呼ばれる、格子状のキー配置だ。なかなか癖が強いので、慣れるまで大変だが、慣れるとタイピングが楽しくなる。
詳しくは使用した感想を参考にしてほしい。
ギャラリー












nuphy
メカニカルキーボード
Air60 V2
