皆さんは有線イヤホンを使っているだろうか。最近はイヤホンジャックが搭載されていないスマートフォンばかりなので、ワイヤレスイヤホンを使う人の方が多いかもしれない。筆者はワイヤレスイヤホン派だったが、最近は有線イヤホンも使うようになった。というか昔は有線イヤホンしか使っていなかったので、熱が戻ってきたと言うべきか。
有線イヤホンはバッテリー切れを心配する必要がないし、ワイヤレスイヤホンより音質におけるコスパは高い。メーカーによって味付けが違うので、安い製品でもそれなりに楽しめるのがメリットだ。
そんな有線イヤホンだが、なぜ今さらハマったのか?またどんな有線イヤホンがおすすめなのか紹介していこうと思う。
製品概要

水月雨(MOONDROP)
有線イヤホン
Starfield 2
УТ-00073404

製品名:Starfield 2
価格:19,800円(税込)
製品ページ:https://moondroplab.com/en/products/starfield-ii
製品名:FiiO K11 R2R
価格:33,000円(税込)
製品ページ:https://www.fiio.jp/products/k11-r2r/
今さら有線イヤホンにハマった理由
じっくりと音楽を聴く楽しさに気づいたから
おそらくワイヤレスイヤホンを使っている人のほとんどは、何かをしながら音楽を聴いていないだろうか?筆者もそうなのだが、運動するときや作業をするときは、退屈だから音楽を聴きたくなる。電車やバスに乗るとき、環境音がうるさいから音楽を聴く。どこでも音楽を聴けるのが利点だが、それゆえ雑に音楽を聴くことも多い。
しかし筆者はつい最近フリーランスになった経緯もあり、ほとんど自宅で仕事している。外に出る時間が減ったため、ワイヤレスイヤホンを使う頻度が減ったのだ。
どうせ家にいる時間が多いなら、オーディオ環境を整えて音楽を聴いてみては?そう思って、ヘッドホンアンプと有線イヤホンのセットを購入してみた。

意識して音楽を聴く時間を作ったことで、以前よりも音楽鑑賞の没入感が上がったと思う。それに音楽だけに集中しているおかげか、ストレスが緩和されていく感覚もある。
有線イヤホンとワイヤレスイヤホン、どっちがいい?
どちらが優れているかじゃなく、どっちも使いたい
昔はWalkmanに有線イヤホンを繋いで音楽を聴いていたが、いつからかスマホとワイヤレスイヤホンを使うようになった。別に有線イヤホンが嫌いになったからじゃなく、ただワイヤレスイヤホンが便利なのだ。
ケーブルのストレスが解消されるだけでなく、通話やノイズキャンセリングなど付加価値が多い。
それゆえに、ワイヤレスイヤホンは「ただ音楽を聞くための道具じゃない」という認識になった。マルチに使えるからこそ、運動中や仕事中など、特定の状況下で使い続けるだろう。

一方で有線イヤホンは音質こそ優れているが、音楽鑑賞以外に使おうと思ったことがない。明らかにワイヤレスイヤホンより機能性が劣るからだ。とはいえ用途が限られるからこそ、音楽を聴くというただ一点に集中できる。
意識して音楽を聴くだけでも、これまで聴こえなかった音が聴こえてくるものだ。より音楽を楽しむという意味では、有線イヤホンを使う価値はあるだろう。
イヤホンとアンプはコスパ重視で選ぶのがおすすめ
アンプを使えばイヤホン本来の性能を引き出すことができ、より質の高い音楽鑑賞が可能だ。1度体験すれば、アンプなしで音楽を聴くのは勿体ないとすら感じる。それくらい音の説得力が変わるのだ。
それにアンプは安いものでも効果は実感できる。筆者が使っているのはFiio K11 R2Rという製品。価格は3万円前後するが、もっと安くしたいなら2万円台のFiiO K11でも十分だ。


FIIO
ヘッドホンアンプ
FIIO K11 R2R
FIO-K11R-B

しかし据え置きのアンプは場所が固定されてしまう。出先でも有線イヤホンを高音質で聴きたいなら、ポータブルアンプがおすすめだ。1万円台で買える製品が多く、筆者が使っているUA100は入門向けにちょうどいい。


EarFun
ポータブルアンプ
UA100

また有線イヤホンはMoondropの製品を好んでいる。中高音にこだわった作りのようで、女性ボーカルを好む人ほど気に入るだろう。それにデザインもユニークだ。


水月雨(MOONDROP)
有線イヤホン
Starfield 2
УТ-00073404

いずれにせよ有線イヤホンとアンプの組み合わせだけで、新たな世界が生まれるはず。より音楽を楽しみたい人は、ぜひ試してみてほしい。
ギャラリー






水月雨(MOONDROP)
有線イヤホン
Starfield 2
УТ-00073404
