モニターライトって必要？実際に使って感じた2つの効果とリアルな感想

暗い部屋で作業していると、眼が痛くなるのは周知の事実だろう。寝る前にスマホを見ている人も、なんとなく共感できるはず。デスクワークをする上で「光」は重要なわけで、光がないと眼のストレスも溜まるので厄介だ。その光を簡単に生み出してくれるのが、「モニターライト」というアイテム。

モニターの上に設置でき、USBポートに接続するだけで使用できる。モニター頭上からライトを当ててくれるので、デスク周辺も照らしてくれるのがメリットだ。そんなモニターライトだが、本当に必要あるのか疑問に感じる人もいるはず。そこでモニターライトを2年以上使ってきた筆者が、実際に感じているメリットやデメリットを紹介していこう。

製品概要

製品名：BenQ ScreenBar Pro
直販価格：19,900円（税込）
製品ページ：https://www.benq.com/ja-jp/lighting/monitor-light/screenbar-pro.html

実際に使って実感した2つの効果

デスクの雰囲気が明るくなる

最も分かりやすい効果が、薄暗いデスクを明るくできること。写真で見比べてみると、モニター周辺のデバイスが明るく照らされ、ライトがない状態よりも華やかに見えないだろうか。

それにデスク周りを撮影するときに光源としても機能するため、写真映りを良くする効果もある。まあ撮影用途で使うことは滅多にないが。

とにかくデスクの雰囲気を簡単に上げたいなら、モニターライトを使う価値はあるだろう。

読書がしやすくなった

モニターライトは、暗い環境でもモニターを見やすくするために使うのが主な用途だ。それだけだとわざわざ買う必要があるのか疑問に思うかもしれない。

しかし個人的には、読書が好きな人にも効果を感じられるはずだ。なぜなら正面からモニターライトの光が降ってくるため、文字が見やすくなる。比べてみると一目瞭然だろう。

一般的なデスクライトでも見やすくなるが、モニターライトならモニターと手元を同時に照らせるので、一石二鳥と言える。

また製品によっては暖色の光を出せるため、寝る前にリラックスした状態で読書できるのもメリットだ。

モニターライトを2年以上使って気づいたこと

高価なモニターライトは本当に必要なのか

筆者が使っているモニターライトは「BenQ ScreenBar Pro」。明るさの自動調整や色温度の変更、さらには自動点灯など、モニターライトの中ではトップクラスに機能性が高い。なのだが、そのほとんどを活用できずにいる。

結局のところいつも同じ明るさ、同じ色温度にしているので、頻繁に操作することは全然ない。それでもモニターライトとしての機能は果たせていると思う。

個人的には以前紹介したIKEAの「ラーゲルゴング」でも必要充分かもしれない。約3,000円で購入できるモニターライトだが、充分な明るさで照らしてくれる。機能性は圧倒的にBenQより劣るが、初めてモニターライトを使う人ならこっちがおすすめだ。

高性能なモニターライトが不要というわけではないが、必要な状況というのもなかなか思いつかない。なのでモニターライトを導入する際は、いきなり高価な製品じゃなくても問題ないだろう。

日当たりが良い部屋では効果は薄い

窓の近くにデスクを置いている場合、日中ではモニターライトの効果を感じづらいだろう。筆者のデスクは横から自然光が当たるので、モニターライトを使ってもあまり違いを感じづらい。

少なくとも日当たりが良い環境では、無理にモニターライトを使う必要はないだろう。ちなみにモニターライトがあれば眼精疲労対策になるとも言うが、かれこれ2年以上モニターライトを使っている筆者ですら実感がない。

とはいえ暗い環境で作業したいとき、部屋の照明を使いたくないときは、モニターライトが役立ってくれるのは確かだ。暗すぎると眼が痛くなるので。

モニターライトはこんな人におすすめ

• デスクライトを置くスペースがない
• デスク周辺だけ照らしたい
• 手元を明るくしたい

モニターライトの効果は絶対的とも言えないが、あると便利。ないと少し困る。それくらいの立ち位置だろう。

なによりモニターの上に乗せるだけで光量を確保できるので、一般的なデスクライトを使うより効率的だ。前述したように、デスクで読書や手作業をするときにも役立つのはメリット。いずれにせよデスク周辺が暗すぎる、という人はモニターライトを使ってみてはいかがだろうか。

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