昨今は様々なモバイルバッテリーが販売されているが、正直言って種類が多すぎないだろうか?筆者もモバイルバッテリーはそこそこ所持しているが、何がベストな選択肢なのか未だに分からない。
細かいスペックを気にせず、コスパよく使えるモバイルバッテリーがあれば、それで十分な気もする。しかしそういった製品は意外と少ない。特に10000mAhや120W出力の急速充電を持った製品など、なかなかいないだろう。
と思っていたのだが、Xiaomiから出ているモバイルバッテリー「Xiaomi 165W Power Bank 10000mAh(Integrated Cable)」はリーズナブルな価格で、かなり実用的な性能だと気づいた。
製品概要

Xiaomi
モバイルバッテリー
Xiaomi 165W Power Bank 10000mAh

製品名:Xiaomi 165W Power Bank 10000mAh(Integrated Cable)
直販価格:5,480円(税込)
製品ページ:https://www.mi.com/jp/product/xiaomi-165w-power-bank-10000-integrated-cable/
5,000円前後で10000mAhバッテリーと160W出力を実現

本製品の特徴をザックリとまとめると、下記の通り。
- 内蔵ケーブルで最大120W出力
- もう一つのType-Cポートは最大45W出力
- モバイルバッテリー本体を90Wで充電可能
- 旅行でも使いやすい10000mAhバッテリー
- ディスプレイで容量や充電速度を確認
- 9種類の保護機能
- Xiaomiハイパーチャージ急速充電に対応
何より嬉しいのが、本体にケーブルが内蔵されていること。おかげで別途ケーブルを持ち歩く必要がない。これ一つ持ち運べば十分。
その辺のカフェで作業したいときにケーブルを持ち歩くのは面倒だと感じていたので、個人的には嬉しい要素だ。

さらに最大120Wの出力に対応し、例えばMacBook Pro 14インチ(2021)を30分間で23%充電できる模様。10000mAhも容量があるので、ノートPC用のモバイルバッテリーとしても活躍できる。
また大きなポイントとして、「Xiaomi 120Wハイパーチャージ急速充電」にも対応。一部のXiaomiスマートフォンが搭載している機能なのだが、本来なら専用の充電器を使わないと実現できず、他社の充電器やモバイルバッテリーを使ってもいまひとつな充電速度になってしまう。ところが本製品ならしっかりXiaomiスマートフォンを急速充電できるのだ。
他社のモバイルバッテリーだと充電が遅いと感じるXiaomiユーザーは、本製品を使う価値はあるだろう。

ちなみに120W出力ができるのは本体内蔵ケーブルのみ。このケーブルはちょっと短いので、狭いテーブルでノートPCを広げて使う際は、置き場所に困るかもしれない。

もう一つのType-Cポートを使えば長さ問題は解決できるが、こちらは最大45W出力しかできない。ノートPCの充電で使うなら少し心許ない出力だろう。といっても2つ同時で合計165Wの出力ができるので、複数デバイスを急速充電できるのは便利だ。

サイズが少々大きいけど、持っておいて損しない性能だ
ちなみに重さは約317g。まあまあ重たいし分厚いので、スマホと一緒に持ちながら充電するのはキツイ。

スマホを充電するためだけに使うとしたら、ネックになる重さだろう。Xiaomiは他にも小型のモバイルバッテリーを販売しているので、軽さを求める人はそっちを使うのも有り。
筆者はタブレットやノートPC用のモバイルバッテリーとして使っているので、そこまで不満はない。
そもそも5千円台で買えるモバイルバッテリーとしては、重さ以外に欠点がなさすぎるのでは?出先で作業するときは、とりあえず持ち運ぶくらいには重宝している。
緊急時に使うモバイルバッテリーとしても、申し分ないバッテリー容量だ。とにかく価格に対してスペックが充実しているので、とりあえず持っておいて損しないモバイルバッテリーと言えるだろう。
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