本記事では2月に発表された製品の中で、筆者が個人的に気になった製品をピックアップしてみた。今月はどんな製品が登場したのか、振り返りも含めて紹介していこう。なにか気になる製品があれば、ぜひチェックしてほしい。
2月に発表されたガジェットで気になったもの7選
Canon PowerShot V1

買うか買わないか悩んでいる、Canon製のコンデジだ。最近はスマホカメラの進化に伴い、コンデジの需要が下がっているような印象もある。確かにコンデジを買うくらいならミラーレス一眼の方が汎用性は高いし、スマホカメラでも満足度の高い写真を撮れないこともない。
それでもコンデジが気になってしまうのは、手持ちしやすいデザインに魅力を感じるからだ。それにPowerShot V1は1.4型センサーを搭載し、暗所でも撮影しやすい性能らしい。その上、4K60Pの撮影も可能と動画性能も強いようだ。
そして価格は148,500円(税込)。iPhone 16 Proを買うよりも安いので、カメラ性能を重視してスマホを買うより、こういったコンデジを買った方が得策な気がする。

ASUS Zenbook SORA

筆者はあまりWindowsノートに興味を持たない。なんだかんだMacbookの方がデザインはカッコいいし、使い勝手が良いからだ。どちらかと言うとノートPCはMac派な自分でも気になったのが、ASUS Zenbook SORAという新製品。
何が良いって、14インチサイズで重さが約899gしかない。筆者はMacbookが好きだが、唯一不満を感じているのが重さだ。現行のMacBook Air 13インチは重さ1.24kgなので、まあまあ重たい。それに比べると、重さ1kg未満のノートPCというのは魅力的に映る。
それにCPUはSnapdragon Xシリーズを採用。この手のCPUを搭載したPCはまだ使ったことがないので、非常に興味深い。なんとなく人気が出そうなノートPCなので、今後の動向が気になるところだ。

Xiaomi POCO X7 Pro

5万円以下とは思えない性能を持ったXiaomi製スマートフォン「POCO X7 Pro」。最近のミドルレンジ帯はどれを選んでも普段使いで満足できる性能なのだが、POCO X7 Proに至っては頭ひとつ抜けている印象だ。
なにより性能がハイエンドレベルなのでゲーム用としても活躍できるし、サブのスマホとして申し分なさすぎる快適さを誇る。
筆者的にはデザインも気に入っており、ブラックとイエローのツートーンカラーに魅力を感じた。サブ機として買おうか悩むくらいには、コスパの高さを感じるスマートフォンだ。

エムール たたむデスク

買うかどうかは微妙なところだが、製品コンセプトに魅力を感じた。製品名は「たたむデスク」という、非常にシンプルな名前だ。
幅80cmのデスクなので実用性が高く、収納時はコンパクト。限られたスペースで有効活用できるのが特徴だ。
部屋が狭くて大きいデスクを設置できない、サブのデスクが欲しい、というようなニーズに応えられるデスクだろう。
インテリアに馴染みやすいクラシックオーク、ソルトホワイトのカラー展開も魅力。ノートPC用のデスクとして使うのも良さそうで、なにかと好奇心をくすぐられる製品だ。

CapacMouse PRO

従来のマウスより小型でありながら、機能性も優秀なマウスだ。手で掴めば隠れそうなほどコンパクトなのに、サイドボタンを搭載している。さらにホイールレスという新概念を採用し、これまでにない感覚で使えそうなマウスだ。
一点残念なのは、今から気になったとしてもすでにクラウドファンディングが終了してしまったので、一般販売を待つしかないところ。ちなみに筆者は購入済みなので、製品が届いたらレビュー記事を書こうと思う。

SKT BOOX NoteMax

13インチの電子ペーパーという、なかなか見ないサイズ感に興味を惹かれた。しかも薄さは4.6mmとのことで、実機のサイズ感が気になるところだ。
電子ペーパーなのでモノクロ表示になってしまうが、タブレットで読書するよりこういった製品の方が集中できそうな気もする。
とはいえ価格が124,800円(税込)と、少々高い印象もあって手を出しづらい。それでも、13インチの電子ペーパーを使ったら何が変わるのか?期待してしまう自分もいる。

KTC スマートモニターA32Q8

「テレビは必要ないが、YouTubeや映画をスムーズに視聴できるモニターが欲しい」という人にちょうど良さそうなモニターだ。
Google TVを内蔵しているので、PCやFire TV Stickなどのデバイスを起動しなくても、動画コンテンツを視聴できるのが特徴。
32インチの4Kモニターでありながら、価格が52,980円(税込)という安さなのも魅力だ。
動画を見るのが好きな人にとっては、こういった製品はうってつけかもしれない。しかしいざ使ったら、ついつい動画を見すぎて仕事をサボってしまう気もする。欲しいけどなかなか手を出せないという、悩ましい製品だ。

ギャラリー









Canon
PowerShot
PowerShot V1
