常識的に考えたら、デスクは一人一台で十分だ。というか、それ以上あっても整理が面倒だし、持て余すだろう。しかし筆者はデスク環境をあれこれ弄るのが趣味だ。毎年のようにデスク環境をカスタマイズしている。最適化を目指しているが、ほとんどは自己満足でやっているだけ。
そんな変わった趣味を持ったやつが辿り着いた一つの最適解が、デスクを2つ使うこと。というわけで、本記事は「デスクを2つに分けるメリットは何なのか?」というテーマで進めていく。
仕事と趣味のデスクを切り分けられる
シンプルに、仕事と趣味のデスクを分けられる。これがデスクを2つ使うメリットだ。今のところメリットはこれしかないが、これだけでも十分すぎる。
左のデスクは仕事用とし、PCはM4のMac mini。Webライターの仕事や、たまにやる動画編集くらいならこれでも十分と言えるスペックだ。
モニターは40インチのウルトラワイドモニターにしたおかげで、マルチタスクがやりやすい。
ちなみに奥行きが80cmあるデスクにしたので、ウルトラワイドモニターの横幅でも視界に収まるようにした。これがこだわりポイントだ。

一方、右のデスクは趣味に専念。自作PCがあるので、それでSteamのゲームをしたり、YouTubeを見たりしている。横幅が180cmもあるので、いろいろと使い勝手がいい。
読書をすることもあれば、食事で使うこともある。たまにガジェットのレビュー用に撮影をするので、すぐ近くにライトを設置し、撮影ブースとしても活躍。

ちなみにモニター裏にそびえ立っているのは、俯瞰撮影用のグッズ。一眼カメラをマウントして、上から撮影できる。使わないときはしまえるのがメリットだ。

このように1つは仕事用、もう一つはフリーで使えるデスクにすると、仕事と趣味を切り分けやすくなる。快適なデスク環境を作るなら、デスクを2台構成にするのは有りだと思う。
そもそも設置ハードルが高いし、整理も大変
筆者が今のデスク環境を作るのに、およそ1週間ほど時間をかけた。元々持っていたものを使いまわしたにも関わらず時間がかかったので、かなり面倒な作業だ。配線をまとめるのに苦労したり、部屋が散らかりまくったりと、とにかく苦労した思い出しかない。
それにデスクを2つ設置するというのは、そもそも部屋がある程度広くないとできないことだ。ほとんどの人にとっては、無理にやるようなことではないだろう。

しかし得られるものは大きかった。1つのデスクを仕事用に専念することで、もう一つのデスクは自由に使える。
筆者はゲームや動画鑑賞が好きなので、それを1つのデスクにまとめてしまうと、どうしても仕事に支障をきたしてしまう。誘惑が多すぎるからだ。
だからデスクを分ければ視界から誘惑が消え、作業に集中できる。趣味を楽しみたい場合でも、仕事のことを気にせず没頭できる。これが最大のメリットだ。
今後は対向型のデスクにしてみるかも
筆者の場合は2つのデスクを別々にして作ったので、サイズもバラバラ。L字型にしようとしてもチグハグな見た目になってしまい、美しくない。
そこで思いついたのが、2つのデスクを対向にすること。要はデスクを向かい合わせにして、後ろを向けばサブデスクがある、という状態だ。といっても思いついただけでまだ実践できていないが…
もし対向型にして効果を実感できたら、その内容を記事にしようと思う。
なにはともあれ、デスクが2つあれば自由なデスク環境を作りやすくなる。もしもデスクを2つに増やそうか悩んでいる人は、本記事が参考になれば幸いだ。
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