これでASMRもかんぺき~♪final x Dlsite x Yostarのコラボで誕生した「COTSUBU」のブルアカ ユウカモデルが発売

COTSUBU_thumbnail

皆さまはASMRという音声ジャンルをご存じだろうか。近年、雨音や規則性のある音など「聞くと少し耳心地のいい音」として知名度を獲得しつつあるこのジャンルだが、あくまでコレは一般向けの話。筆者の認識では催眠音声や耳かき、ささやき声など、ある種”センシティブ”なコンテンツとして成長してきたイメージだ。

こうしたAMSR作品の特徴と言えば、ゲーム作品や映像作品とは異なり、意図的に視覚情報をオミットすることでプレイヤーに没入感を提供している点だろう。逆に言えば情報が音声のみである以上、必然的にそうした音を出力するイヤホンにはそれ相応の性能が求められる。

というワケで今回は、そんなASMR作品に適したイヤホンとして登場したfinalの「COTSUBU for ASMR Blue Archive Edition -YUUKA Ver.-」について紹介していきたいと思う。2024年7月22日~8月5日の期間限定で予約販売され、価格は8,200円(税込)から。

final

agシリーズ

COTSUBU for ASMR Blue Archive Edition -YUUKA Ver.-

目次

final x Dlsite x Yostarという一見異色のコラボレーション

経緯というか背景情報を知っている方であれば、正直納得感しかないこの組み合わせだが、もちろんご存じない方も居るだろう。製品の紹介に移る前に、筆者の分かる範囲でこの点について解説しておきたい。

実はASMR向けイヤホンで有名だったfinal

まずオーディオ好きな方であればご存じイヤホン・ヘッドフォンなどを手掛けるオーディオメーカー「final」。実は彼ら、以前ASMRに適したイヤホンとして製品が有名になったことが有る

コトの発端は、とある有名声優が2019年にX(旧:Twitter)で同社の製品について言及したことであり、当時同人音声がASMRと呼ばれ注目を集めていたことも有ってか界隈で爆発的に売れたのだ。以来メーカー側もそうした需要を認知してか、2021年には世界初を謡うASMR専用の完全ワイヤレスイヤホン「COTSUBU for ASMR」を発売し、今年(2024年)3月にはその後継モデルある「COTSUBU for ASMR MK2」を発売している。今回のコラボモデルの原型として白羽の矢が立ったのがこの「COTSUBU for ASMR MK2」というワケだ。

ASMR作品と言えばココ「DLsite」

本記事ではわかりやすさのために「DLsite」と表記しているものの、リリース上は運営会社であるエイシスから発表されている。エイシスと聞くと「どこの会社?」と思ってしまうかもしれないが、DLsiteと言われれば納得だろう。

筆者の認識では元々は同人誌やCG集、音声作品、ゲーム作品のDL販売をメインにしており、中でもゲーム作品やCG集の商業・同人販売が盛んだったイメージだ。それがいつの頃からか音声作品群がASMRと呼ばれ始め、今や同人ランキングの多くがASMRジャンルで埋め尽くされるほど一大コンテンツになっている。現在において一般向けでないASMRジャンルの作品を探すなら、間違いなくこのサービスを使うことになるはずだ。

透き通るような世界観で送る学園RPG「ブルーアーカイブ」を手掛ける「Yostar」

あらかじめ断っておくと筆者自身は”先生”(作中におけるプレイヤーのこと)ではないため、具体的な言及は避けたいと思う。ブルーアーカイブは「Yoster」の手掛けるスマートフォン向けRPGで、近年人気のスマートフォンゲームの一つだ。Yosterをご存じないという方であれば、アズールレーンや雀魂、アークナイツなどを手掛けるゲームメーカーという理解でもいいだろう。

そんな彼らが手掛けるブルーアーカイブ(通称:ブルアカ)は、シナリオ自体も高く評価されているもののそれ以上にキャラクター人気が凄まじく、プレイヤーでもない筆者が有る程度のキャラクター名とバックボーン、ビジュアルを認知しているほど。その人気はゲームのみに留まらず、前述のDLsiteでASMR作品が販売され、ランキング上位をほぼ独占しているのだから驚きである。

BlueArchive_campaign
ちなみに特集ページも存在しており、先日第六弾が発表された際にもSNSで大いに盛り上がっていた。
特集ページ:https://www.dlsite.com/modpub/lp/home/BlueArchiveASMR/

さてココまで来れば事前知識としては十分なはず。実際の所は不明だが、「COTSUBU for ASMR Blue Archive Edition -YUUKA Ver.-」が発売された経緯としては、ASMRに適したイヤホンを作ったメーカーとして界隈で有名な「final」と、ASMR作品が人気を集めているブルアカを手掛ける「Yoster」、この2社を「DLsite」を運営するエイシスが仲立ちしたといった形だろう。

つまりASMRというジャンルにおいて、デバイス・販売・作品の各覇権メーカー・サービスがコラボレーションすることで生まれたのが今回の製品なのだ。

念のため改めて記載しておくと、上記はあくまで筆者の認識における経緯/背景情報である点についてはご留意いただきたい。一応本記事を書くにあったって過去の情報なども参照しているものの、必ずしも正確とは限らないので、あくまでザックリと捉えて貰えれば幸いだ。

ユウカがアナウンスしてくれるASMR向けBluetoothイヤホン「COTSUBU for ASMR Blue Archive Edition -YUUKA Ver.-」

少々前置きが長くなってしまったが、気を取り直して製品の紹介へと移っていこう。前述の通り「COTSUBU for ASMR Blue Archive Edition -YUUKA Ver.-」はfinal社の製品「COTSUBU for ASMR mk2」をベースとした製品だ。

同製品の特長である「ASMRコンテンツに特化した専用音質」や「ASMRモード搭載」と言った部分を引き継いでおり、演者の声や息づかい、コンテンツに含まれているサウンドの距離感や実在感を明瞭に感じることができるほか、イヤホン本体を5回タップするとタッチ操作が無効となり、バッテリー減少時のシステム音や電源オフ時のガイダンス音声が流れなくなるなど、作品世界により没入できるよう設計されている

ここに加えてBlue Archive Edition -YUUKA Ver.-では、ユウカ(CV:春花らん)による新録ガイダンスボイスを16種類搭載。本体デザインも、ユウカの髪色をイメージした本体カラーに、彼女が所属するミレニアムサイエンススクールのマークをプリントしているとのこと。

COTSUBU_ (3)
筆者はどちらかと言えばキャラクターが全面に押し出されているグッズは使いにくいと思ってしまうタイプなので、こうしたいわゆる”概念デザイン”のグッズは素直に嬉しい。こうしたアイテムは見せびらかすよりも同好の士が見たときに「おっ」と思うくらいが乙なのだ。

もちろん純粋にBluetoothイヤホンとしてみた際の性能も十分で、イヤホン単体で5時間ケース込みで20時間とバッテリー持ちもそれなりにあり、SBC, AAC, Qualcomm® aptX™ audioのコーデックに対応するため実用性も高い。前述のデザインも相まって、通勤・通学時のお供にもピッタリだろう。

また16種類の音声については8種類x2パターンの構成になっているようで、それぞれのパターン(Ver.01とVer.02)でユウカとの親密度が異なる様子。出会いはじめのクールなユウカも、打ち解けてきた後の可愛いユウカも楽しめる、にくい演出だ。さらに下の画像には記載されていない3種類のシークレットボイスも用意されているようで、コレは購入した人だけのお楽しみと言う事だろうか。

COTSUBU_ (4)

ラインアップとしては「COTSUBU for ASMR Blue Archive Edition -YUUKA Ver.-」単体と、イヤホン本体に加えパッケージイラストを使用したクリアファイルの付属する「クリアファイル付き」の2種類。またこのパッケージイラストをあしらったアクリルプレートも販売されるようだ。いずれも受注販売となるので、気になる方は予約を忘れず行っておきたい。予約期間は2024年7月22日(月) 0:00~8月5日(月) 17:00だ。

ユウカが最推しの諸先生方はもちろん、ASMR作品をこよなく愛する紳士淑女の皆様方、「COTSUBU for ASMR Blue Archive Edition -YUUKA Ver.-」でASMRもかんぺき~♪

製品概要

製品名:COTSUBU for ASMR Blue Archive Edition -YUUKA Ver.-
価格:8,200円(税込)
予約期間:2024年7月22日(月) 0:00~8月5日(月) 17:00
製品特設サイト:https://vivionblue.com/pages/ba-asmr-earphone2407

final

agシリーズ

COTSUBU for ASMR Blue Archive Edition -YUUKA Ver.-

1 2
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次