読者の皆様は、「リンサークリーナー」というものをご存知だろうか。初めて聞いたという方もいると思うので簡単に説明すると、主にカーペットやソファなど、布製品の汚れやシミに水を吹きつけて、その水を吸い取ることによって汚れを落とす掃除機に似た製品だ。
最近の筆者はカーペットの汚れに悩まされており、うっかりスープをこぼしてしまった際についたシミが薄く残っている箇所もあるため、布製品をきれいにする掃除器具が欲しかった。そのためこの製品を知ってから数々の「カーペットクリーナー」を調べたが、サイズが大きく扱うのに大変そうな製品が多かったため購入するのを断念することに。
今回紹介するアイリスオーヤマが2023年11月6日(月)に発売した「ハンディリンサークリーナー」は、そんな筆者と同様の悩みを持つ方にピッタリな製品だ。価格はオープン。
持ち運びや片手での操作がしやすいハンディタイプ
カーペットが汚れた際は速やかに対応したいもの。本製品は清水タンクを無くし、本体とハンドブラシ、バキュームホースを一体化にし小型化することで、持ち運びや片手での操作がしやすくなったという。子供が食べ物をカーペットにこぼしたとしても、すぐに持ち出せて気軽に対応できるだろう。
リンサークリーナーの中で最も軽いボディ
「ハンディリンサークリーナー」は同社のリンサークリーナーシリーズ内で最も軽い約1.2kg。これまでのモデルは約2.4kg~約3kgだったが、それに比べて本製品はおよそ半分以下の軽さを実現している。もちろんその分回収タンクが0.4L~0.5Lだったものが0.2Lに、といった形で多少容量が減っているなどのスケールダウンはあるものの、扱いやすさなどの観点から考えるとそれほど気にならないだろう。
コードレス式で車のシートや玄関マットの掃除も
上記に加え、コードレス式を採用していることも本製品を選ぶポイントの一つだろう。電源がない場所での掃除も可能なため、リビングだけでなく車のシートや玄関マットなどのコンセントから離れた場所でも使用できる。場所関係なく、汚れが気になる箇所にサッと使えるのは掃除家電を選ぶ上で重要なポイントだ。
運転音静かで、遅い時間での掃除も
こういった掃除機器類は運転時の音が気になるものだが、本製品はそこにも配慮されている。「ハンディリンサークリーナー」はDCブラシレスモーターを採用することで、従来品のうちACモーターを搭載した機種に比べ運転音量は小さく※1抑えつつも、同等の吸引力※2を実現しているという。実際に数値までは明かされていなかったが、程度によっては夜遅い時間であっても問題なく使用できるだろう。
※1アイリスオーヤマ社基準に基づいた騒音試験において。2019年11月発売リンサークリーナー「RNS-300」および2021年2月発売リンサークリーナー「RNS-P10-W」との比較。
※2アイリスオーヤマ社基準に基づいたカーペットからの吸水率試験において。2019年11月発売リンサークリーナー「RNS-300」および2021年2月発売リンサークリーナー「RNS-P10-W」との比較。
「ハンディリンサークリーナー」で気になるカーペットの汚れを速やかに対応
本製品はリンサークリーナーシリーズの中で最も小型軽量に設計されており、コンセントを必要とせず気軽に使用できるという点から取り回しの良いカーペットクリーナーだと言える。運転音が比較的抑えられているという点も気になるところだ。
カーペットや車のシートなどをよく汚すであろう子供やペットがいる家庭でも、時間や場所を気にせずに速やかに対応ができるだろう。
カーペットなど布製品の掃除にお悩みの方は、アイリスオーヤマの「ハンディリンサークリーナー」を検討してみてはいかがだろうか。
※記事内画像はリリースより引用
製品仕様
本体サイズ:幅88×奥行320×高さ205 mm
本体質量:約1.2kg
連続使用時間:約10分※
充電時間:約4時間
回収タンク容量:0.2L
※満充電、バッテリー初期温度 20℃
製品詳細
製品名:ハンディリンサークリーナー
型番:RNS-B200D
価格:オープン
発売日:2023年11月6日
製品ページ:https://www.irisohyama.co.jp/rinser-cleaner/
ニュースリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000656.000019955.html