「OHDoSt」はカスタム可能なショートカットキーを備えた変わり種Type-Cドック

MacbookのUSBポートがUSB Type-Cに代わって久しく、Windows機も含めて多くのノートPCが映像出力や充電に対応する多機能なUSB Type-Cポートを備えるようになった。その結果HDMIやminiDP、LANポートなどは非搭載に切り替える製品が増えており、「色々繋ぎたければUSB Type-Cのドックを使ってね」というスタンスが一般的になりつつある。特に仕事でノートPCを持ち歩くような方は、誰でも一つはUSB Type-Cのドック(ハブ)を所持しているのではないだろうか。

またこのドックには現在様々な種類が存在しており、持ち歩きに適した小型のモノから、デスク設置を前提とした大型で多機能なモノ、さらにはモニターに一体化されているなど、シーンや用途に合わせて自身にあったモノを選ぶことが出来る。

今回紹介するのは、その中でも持ち歩き可能かつそこそこ多機能なモデル。そしてタッチスクリーン搭載という他にはない特徴を備えた製品「OHDoSt」だ。大手クラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING」にて、7,520円(税込)から受付中。

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タッチスクリーンに最大120個のショートカットキーを登録できる

「OHDoSt」最大の特徴はタッチスクリーンを搭載し、そこに最大120個ものショートカットを登録できることだろう。 このショートカットというのは、言ってしまえばカスタマイズ可能なマクロのこと。よく使用するソフトウェア、Webサイト、パソコン操作の定番ショートカットコマンド(ctrl + zなど)を事前に登録しておくことで、該当するアイコンをタップするだけで登録したマクロを実行してくれるというものだ。ストリーマーに人気な「Stream Deck」の類似機能と言うと伝わりやすいかもしれない。

実行するマクロやアイコンなどは専用ソフトで自由に設定ができるようで、自身の利用環境に合わせてカスタマイズすることで、より効率的にPCを操作することができるはずだ。

4K30Hzの表示が可能なHDMIや、100WPDのパススルーなど定番ポートを搭載

非常に面白い特徴を備えた「OHDoSt」だが、忘れてはいけないのはこの製品がUSB Type-Cドックだという事だ。当然そちらの機能についても、一般的なドックと遜色ないものを備えているので安心して欲しい。

映像出力用に4K30Hzまでの出力が可能なHDMIポートを搭載し、電源供給用にはUSB PD 100Wまでパススルー可能なUSB Type-Cポートを用意。加えてLANポートやSDカード、microSDカード用のスロットを一つずつに、USB Type-Aポートは USB 2.0対応が2ポート、USB 3.0対応が1ポートの3ポートと計8つのポート・スロットを備えている。

「OHDoSt」は仕事効率化に適した一風変わったType-Cドック

あえて欠点を挙げるとすれば、映像出力が1ポートである事やUSB 3.0までの対応という絶妙なスペックの妥協点だろうか。おそらく価格面やタッチスクリーンによるショートカットの搭載による制約なのだと思われる。 とはいえ、こうしたドックに繋ぐとすればマウスやキーボードといった機器が主になるため、現実的に問題になるシーンは殆ど無いはずだ。

他の人とは違う一風変わった製品や、さらなる仕事効率化を求める方にぜひ試してほしい製品と言えるだろう。

記事内画像はGREEN FUNDING内プロジェクトページより引用

製品概要

製品名:OHDoSt
販売価格:7,520円(税込)~
プロジェクトページ:https://greenfunding.jp/gather-tech/projects/7742

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