「MSI MAG 321UP QD-OLED X24」を実機レビュー!QD-OLEDの美しさをPRAGMATAで体験してみた

読者の皆さまも普段モニターを選ぶ際、大抵の場合は目的に合わせて選ぶ事がほとんどだろう。 FPSゲームのためにリフレッシュレートを、美麗な映像や没入感のために画面サイズと解像度、クリエイティブな作業のために色精度など。

今回紹介する「MSI MAG 321UP QD-OLED X24」は4K 240Hz対応、さらに最大輝度1,000nit、コントラスト比1,500,000:1、DCI-P3カバー率 99%、Delta E≦2、という隙の無い性能を搭載しているモデルだ。

さらにハーフグレア(反射防止コーティング)パネルの採用により、ゲームだけに留まらず映像やクリエイティブにも、高性能で非常に美しい映像を体験する事ができる。

本記事では実際にCAPCOMの新作「PRAGMATA」のプレイを通して、その魅力をお伝えできればと思う。

製品概要

MSI

ゲーミングモニター

MAG 321UP QD-OLED X24


価格:169,800円(税込)前後
発売日:2026年3月26日
製品ページ:https://msi.gm/SF953074

※商品を購入すると、売上の一部が販売プラットフォームよりメディア運営元のONESELに還元されることがあります。掲載されている情報は執筆時点の情報、または自動で更新されています。

目次

MSI MAG 321UP QD-OLED X24」は、4K 240Hz対応の31.5インチ QD-OLEDモニター

昨今、OLED(有機EL)パネルを採用したゲーミングモニターも増えてきたが、「MSI MAG 321UP QD-OLED X24」は量子ドットを採用したQD-OLEDパネルとなっている。

OLED と QD-OLED の違いをざっくりと説明してしまうと、QD-OLEDの方がより正確な色の表現色域の広さ画面輝度の高さなどが挙げられる。

つまり、既に綺麗で優秀なOLEDモニターが、更に優れた技術でもっと優秀なモニターとなっている、と思ってもらえればいい。

正面から液晶「MSI MAG 321UP QD-OLED X24」の画像
実際にモニターをカメラで接写するとドットが確認できる。もちろん肉眼での視認は困難だ。
実際にモニターをカメラで接写するとドットが確認できる。もちろん肉眼での視認は困難だ。

次世代ダークアーマー・フィルムによる、圧倒的な「黒」の表現力と安心感の向上

見出しでも触れた「次世代ダークアーマー・フィルム」を搭載しており、従来のQD-OLEDモニターで課題となっていた、表面フィルムの影響による紫や赤に見える色かぶりを低減することで、純粋な「黒の表現力」を最大40%も向上させている。 その違いは以下の公式動画を参照してもらいたい。

さらには、このフィルムにより表面の硬度が 2H から 3H に引き上げられていることにより、2.5倍もの傷耐性が実現されている。

有機ELモニターではその表面の柔らかさや傷つきやすさから、設置する際や、日常で使用する際にも画面に触れてしまわないよう気を使うシーンも多かったが、その心配が軽減された形だ。
筆者のように、お猫様がデスクの上を闊歩するような環境でも安心感がグッと増す。

「ユニフォーム・ルミナンス」機能によって目の負担も軽減

また、モニターの機能として急激な明るさの変化を抑制する「ユニフォーム・ルミナンス」機能が非常に優秀。

急激な明るさの変化を抑制する「ユニフォーム・ルミナンス」機能の比較画像
メーカー公式ページより一部抜粋

例として、ゲームや映画などで暗いトンネルから明るい外に出るシーンなどを想像すると判りやすいが、非常に眩しく感じた経験があるだろう。ユニフォーム・ルミナンス機能を設定することで、モニター側がそういった場面で急激な明るさの変化を制御し、眩しさや目の負担を軽減することができる。暗い部屋や長時間のゲームをプレイするゲーマーはもちろんのこと、光沢はありつつも反射を抑えたハーフグレアパネルのため、映画などを視聴するにも安心の機能となっている。

MSI独自の充実した焼き付き防止機能

また有機ELモニターを導入する際に心配なのが「画面の焼き付き」だ。
近年の液晶モニターではすっかり見ることがなくなったが、OLEDモニターではその美しさと引き換えに、画面の焼き付きが起きてしまうリスクを持ち合わせている。

主にどういった状況で発生するかと言うと、Windowsのタスクバーであったり、ゲームで常に表示されるミニマップやHPバーなど、動きがなく長時間同じ場所に表示され続けるものがあると、そこだけ画面上に跡として文字通り”焼きついて”しまうのだ。

この問題を回避するため、焼き付きを防止する技術は日々進化しており、本製品もOSDメニューから、その充実の機能を確認することができる。

OSDメニューの画像

ここでは各機能の一つひとつ詳細な説明は割愛させていただくが、ピクセルシフト、静止画面検出、タスクバー検出など基本機能から、マルチロゴ検出などMSI独自の焼き付き防止機能が豊富に備えられており、安心して利用することが可能だ。

昔はCRTモニターで焼き付きが発生する事は諦めていたが、今ではモニターが自衛してくれるのだから凄い時代になったものだ。

細かな配慮や気遣いが嬉しいモニター

細かい部分だが、筆者は過去にモニターの設定で行き詰まり、延々とOSDメニューと格闘した経験がある。 ところが本製品では「この設定には”A”と”B”と”C”が影響します」という、非常に親切な項目が表示されるのだ。

実際に「Adaptive Sync」の有効/無効を切り替える場面。右側に影響のある設定項目が表示される。
実際に「Adaptive Sync」の有効/無効を切り替える場面。右側に影響のある設定項目が表示される。

これがあることで、設定を変更したい項目がグレーアウトして操作できない原因なども特定しやすくなり、個人的にも非常に素晴らしいOSDメニューとなっている。

またグレア・ハーフグレアなどの光沢があるパネルはその特性上、汚れや指紋などが付きやすく、目立ちやすい。
同梱物としてモニタークロスが付属されているのも嬉しいポイントだ。

無地のクロスでもメーカーロゴが入っているだけで、特別感があり嬉しくなるのは筆者だけだろうか。
無地のクロスでもメーカーロゴが入っているだけで、特別感があり嬉しくなるのは筆者だけだろうか。

画面の美しさやその性能はもちろんのこと、こういった細かい部分でもユーザーに嬉しい配慮がされているのが、とても満足感の高い製品となっている。

実際に「PRAGMATA(プラグマタ)」の体験版をプレイしながらチェック

「PRAGMATA(プラグマタ)」はCAPCOMの新作SFアクションアドベンチャーゲーム。
その映像の綺麗さや世界観、新感覚のハッキングシステム、主人公が少女を背負って活動している姿などで話題となったのも記憶に新しい。

今回は「MSI MAG 321UP QD-OLED X24」のQD-OLEDモニターで体験した様子をお届けしたい。
なお、あくまでも公開されている体験版でのプレイであることにご了承頂きたい。

CAPCOMの新作SFアクションアドベンチャーゲーム「PRAGMATA(プラグマタ)」の主人公

ざっくりとしたストーリーとして、月面にある施設で事故に巻き込まれ負傷した主人公「ヒュー・ウィリアムズ」と、それを救助したアンドロイドの少女「ディアナ」が共に地球への脱出方法を求めて探索をはじめる・・・といった始まりだ。

世界観としては「ヒュー」の格好からも伝わるように、宇宙で繰り広げられるスペースファンタジーがベース。とはいっても広大な宇宙空間を浮遊して…ではなく、基本的には宇宙船ライクな室内の様子がメイン。白を基調にしたシーンでは、映画「スター・ウォーズシリーズ」で、宇宙船の通路で繰り広げられるブラスター戦とも通ずる部分を感じる。 その上で、どことなく醸し出されているのが、ディストピア / ポストアポカリプス系のエッセンスだ。フィールドは一見綺麗なように見えても、登場する敵キャラにどことなく異形な要素が見えたり、障害を乗り越えて進んでいく様子がそれを感じさせるのだろう。

さてまずプレイをして最初に感じたことは、光の表現がとても美しく感じたことだ。 陰影の表現や光の反射が非常に綺麗で、それをこのモニターのQD-OLEDパネルが余すことなく映し出してくれている。

暗い通路の光源から当たる照らし方が雰囲気を醸し出している
暗い通路の光源から当たる照らし方が雰囲気を醸し出している
滑空できるスラスターの噴出孔から出る青い光も周りに反映され美しさを感じる
滑空できるスラスターの噴出孔から出る青い光も周りに反映され美しさを感じる

筆者は思わず「おぉ…」と感嘆し、その場でぐるぐるとキャラクターやカメラを回転させて見渡してしまった。 金属壁やガラスへの反射や映り込みについても細かく、それらが合わさり「わくわく感」と「没入感」を向上させてくれている。

キャラクターの陰影、光の反射や映り込みなど、道中の通路一つでも、ついつい見回してしまう
キャラクターの陰影、光の反射や映り込みなど、道中の通路一つでも、ついつい見回してしまう

また本作注目の一つである背中の少女「ディアナ」、このディアナがとにかく可愛い。 主人公とフィールドを移動中や戦闘中など、随所で行われるやり取りに癒されたり、時にはヒントをくれるなどゲームプレイの満足感に一役買ってくれている。

パネルのお陰もあり肌や髪の質感がすごい
パネルのお陰もあり肌や髪の質感がすごい
戦闘中も声掛けなどが行われる
戦闘中も声掛けなどが行われる

体験版を遊ぶだけでもマスコット的な可愛さは十二分に伝わるのだが、「ディアナ」の魅力はそれだけではないようだ。本作はゲーム史の中では度々登場する「おっさん×少女」に分類すべき作品かと思うが、露骨に守らなくてはいけない対象…というより、どちらかというと背中にくっついている相棒ぐらいの方が近い印象を感じた。理由としては「ディアナ」はアンドロイドだから、なのだが、少女な上にアンドロイドという点に、さらなる魅力を秘めていると思う。

具体的に例を挙げると、ゲームや漫画によってはあるある展開かもしれないが、アンドロイドだからこそ「人間とコミュニケーションを取る課程で感情をはじめとした人間性を享受・自覚する」ようなシーンが登場するのだ。こればかりは文字で伝え切れる魅力ではないので写真をお借りするが、人間味が溢れるおっさん「ヒュー」と、感情を知らないアンドロイド「ディアナ」の組み合わせ、これは本編でも大いに楽しませてくれることだろう。

「ヒュー」にハイタッチを教わるシーン
「ヒュー」にハイタッチを教わるシーン
ハイタッチをした後、手を見つめながら徐々に表情が…
ハイタッチをした後、手を見つめながら徐々に表情が…

注目の「ハッキング」システムが作り出す秀逸な戦闘体験

基本的なゲーム操作としては「TPS(三人称視点シューティング)」なのだが、本作の目玉となるのがディアナの使用する「ハッキング」要素だ。 探索中にギミックの起動や解除はもちろん、戦闘中でも必須となる要素である。

このハッキング要素が戦闘をただのアクションシューティングで終わらせず、非常に良いスパイスとなっている。

戦闘におけるハッキングの重要な役割としては、まず敵へのデバフ(弱体化)。敵として出現する防衛設備の機械たちは、通常では装甲を閉じている状態であり、銃で攻撃をしてもあまりダメージが通らない。

そこでディアナのハッキングを行い成功させることで一定時間の間、敵の装甲が強制的に開かれダメージが大きく通るようになるのだ。

装甲が閉じている敵にハッキングを仕掛け、一筆書きでゴールへ向けてカーソルを動かすと…
装甲が閉じている敵にハッキングを仕掛け、一筆書きでゴールへ向けてカーソルを動かすと…
ハッキングが成功すると装甲が開き見た目も変化する
ハッキングが成功すると装甲が開き見た目も変化する

しかしながら、闇雲にハッキングをしまくれば良いわけでもない。 当然ながら敵は棒立ちな訳もなく、こちらに近寄って来て攻撃してくるし、遠距離攻撃だって遠慮なくバンバン撃ってくる。 縛りプレイでも無ければハッキングすることは戦闘において必須と言えるのだが、それにばかり気を取られていると敵の攻撃を避けられず、気づけば被弾が重なりHPがピンチになってしまう。

調子に乗ってハッキングに夢中になり狙い撃ちされたりする
調子に乗ってハッキングに夢中になり狙い撃ちされたりする

敵との位置関係や攻撃モーションの把握、状況に応じた武器の選択、ハッキング画面のカーソルの動き方など体験版だけでも考える要素は多い。 初見やプレイして間もない頃には慌ててしまい、ハッキングで装甲を開けないまま撃ってしまったりなど戸惑うこともあるが、20分もプレイすればある程度慣れてしまえるくらいにはなっていた。

一見煩雑にも思えるが、慣れると敵の種類と手持ちの武器を把握して最適化を考えるようになってくる。 敵の動きを止める範囲スタンで足止めし、続けて複数まとめてハッキング効果を適用するノード(アイテム)を使い、その後ショットガンでまとめて撃ち抜く、といった具合だ。

初期武器のハンドガン以外については、弾数やアイテムの所持数が限られているため、いかにそれらのリソースを管理するかも問われるなど、プレイすればする程に味がする、いわゆるスルメゲーのようなプレイ体験だ。 これは読者の皆さまにも、是非とも一度は体験してほしい。

ちなみに体験版だけでも周回要素があり、少なくとも筆者が確認できただけで「周回特典」「タイムアタック要素」「マルチエンディング要素(大きなマルチエンディングではないが)」があった。 体験版でこれだけ仕込んでくれるとなると、もちろん製品版でも期待して良いだろう…。例としてスルメゲーと言ったが、本当にスルメゲーな可能性があるので、アクションが好きな人にもおすすめできる作品と言える。

本編がどうなっているかはわからないが、体験版に実装されているマルチエンディング要素。詳細は省くので、気になる人はぜひ探してみてほしい。
本編がどうなっているかはわからないが、体験版に実装されているマルチエンディング要素。詳細は省くので、気になる人はぜひ探してみてほしい。

エフェクトの美しさもQD-OLEDパネルなら感動に

もう一つ触れておきたいポイントは、ハッキングを成功させた際や、敵を倒した時に発生するエフェクト(視覚効果)。これが非常に綺麗なこと。 こういう場面でも、QD-OLEDパネルを採用した本製品だからこそ表現できる美しさだと感じられる。

筆者自身、これまでもこうしたエフェクトや描写が綺麗なタイトルをプレイしてきた経験はあるものの、それでも「OLEDならもっと綺麗なんだろうなぁ」という感想止まりだった。 しかし、「PRAGMATA」においては話が別。これは明確にOLEDでやる価値があるゲームとなっている。

前述したライティングやエフェクトはもちろん、繊細な髪や装備のディテールなど全てが没入感に寄与するため、美麗なモニターかどうかで作品の体験そのものが変わってくるだろう。実際にプレイした筆者だからこそ、ぜひ読者の皆さまにも、このまま体験してもらいたいと感じた作品だった。

QD-OLEDパネルが表現するエフェクトの美しさ1
QD-OLEDパネルが表現するエフェクトの美しさ2
QD-OLEDパネルが表現するエフェクトの美しさ3

MSI MAG 321UP QD-OLED X24」の購入&レビューで「PRAGMATA」が貰えるキャンペーンも

ちなみに、現在MSIでは今回紹介した本機種を含むモニター製品を購入&レビューの上キャンペーンページから応募するとSteam® 版『PRAGMATA』のゲームコードを数量限定でプレゼントするキャンペーンを開催中のようだ。概要は下にまとめてあるので、ゲーミングモニターを買う予定がある、もしくは『PRAGMATA』を遊んでみたいという人はぜひ確認してみてほしい。

キャンペーン期間:2026年4月17日~2026年5月31日
購入期間:2026年4月3日~2026年5月31日
応募期間:2026年4月17日~2026年6月14日

<参加条件>
①対象モデルを期間内に対象店舗でご購入の上、レビューを投稿
②コメントのURLと購入明細書をMSI Member Centerに提出し、特典と交換

<対象モデル>
MSI QD-OLEDゲーミングモニター, Mini LEDゲーミングモニター、4Kゲーミングモニター

詳細はこちら
キャンペーン特設ページ:https://msi.gm/S715D1F7

キャンペーン画像

MSI MAG 321UP QD-OLED X24」はゲームだけに留まらない、隙のない高性能なモニター

4K 240Hzというゲーム全般での高い水準に加え、QD-OLEDパネルによって表現される色精度・色再現度の高さと、非常に満足感の高いモニターとなっている。映像の綺麗さ、そしてそれを余すことなく表現できるモニターの凄さが、一端でもカメラ越しで伝われば幸いだ。

読者の皆さまも、隙のない高性能な「MSI MAG 321UP QD-OLED X24」で、QD-OLEDパネルというワンランク上のゲーム体験をされてみてはいかがだろうか。

気づけば最初は30分以上掛かっていた筆者も、楽しくなり数度の周回をしている内に18分でクリアに
気づけば最初は30分以上掛かっていた筆者も、楽しくなり数度の周回をしている内に18分でクリアに

ギャラリー

MSI

ゲーミングモニター

MAG 321UP QD-OLED X24


※商品を購入すると、売上の一部が販売プラットフォームよりメディア運営元のONESELに還元されることがあります。掲載されている情報は執筆時点の情報、または自動で更新されています。

出典・関連リンク

MSI公式製品ページ

ゲーム名:プラグマタ (CAPCOM)
ジャンル:SFアクションアドベンチャー
対応ハード:PlayStation®5、Xbox Series X|S、Steam、Nintendo Switch 2
発売予定日:
PlayStation®5、Xbox Series X|S、Steam :2026年4月17日(金
Nintendo Switch 2                                     :2026年4月24日(金)
公式サイト:https://www.capcom-games.com/pragmata/ja-jp/

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