株式会社ニコンイメージングジャパンは2026年4月、フルサイズミラーレスカメラ対応大口径望遠ズームレンズ「NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S II」を発売する。日本での予約販売受付は3月3日10時より開始する。NIKKOR Z レンズの「S-Line」に属し、クラス最軽量となる質量約998g(三脚座リング・保護カバー除く)を実現した一台。
光学・内部機構の両面から稼働部構成を刷新し、「NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S」(2020年8月発売)から約26%の軽量化を達成した。前群レンズ構成の変更と、レンズ稼働群のメカ部品削減により、70-200mm f/2.8フルサイズミラーレスカメラ用交換レンズにおいて最軽量となる。
AF駆動系には「シルキースウィフトVCM(SSVCM)」を搭載し、マルチフォーカス方式により高精度かつ滑らかで静粛なAF制御を実現するとしている。「NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S」と比較し、AF速度は約3.5倍(EXPEED 7搭載カメラボディー組み合わせ時、ニコン測定基準)、ズーミング中のAF追従性能は約40%向上するという。
光学設計では、非球面レンズや色収差補正に有効な新規硝材を採用したスーパーEDレンズ、ED非球面レンズを効果的に配置。レンズ構成は16群18枚(EDレンズ1枚、スーパーEDレンズ1枚、ED非球面レンズ1枚、非球面レンズ2枚、蛍石レンズ1枚、SRレンズ1枚)で、レンズ枚数を削減し軽量化と「S-Line」レンズで最高クラスの描写性能を両立するとされる。
最短撮影距離は広角端0.38m、望遠端0.8m。最大撮影倍率は広角側0.3倍、望遠側0.25倍で、被写体に近づいた撮影に対応する。ニコン史上最高の反射防止効果を発揮する「メソアモルファスコート」と「アルネオコート」の採用により、ゴースト・フレアを効果的に抑制するという。
「NIKKOR」レンズとして初めてアルカスイスタイプの雲台に対応し、三脚への着脱がスムーズになる。コントロールリング操作時のクリック感の有無を切り換えられるコントロールリングクリックスイッチを搭載する。
また、シンクロVR対応カメラとの組み合わせで、画面中央部と周辺部で補正効果6.0段(CIPA2024規格準拠、Z6III装着時、望遠端、NORMALモード)の手ブレ補正を実現する。外付けテレコンバーター「Z TELECONVERTER TC-1.4x」「Z TELECONVERTER TC-2.0x」の装着に対応し、離れた被写体への対応も可能だ。
製品概要

Nikon
レンズ
NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S II

製品名:NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S II
公式オンラインショップ価格:443,300円(税込)
発売日:2026年4月予定
製品ページ:https://nij.nikon.com/sp/nikkor_z/lens/nikkor_z_70-200mm_f28_vr_s_2/
望遠撮影で機動性と画質を両立したいプロ・ハイアマチュア向け
70-200mm f/2.8という焦点距離・開放F値の組み合わせで約998gという質量は、同スペック帯のフルサイズミラーレス用レンズと比較して軽量だ。特にスポーツや野生動物など長時間の手持ち撮影を行うフォトグラファーにとって、約26%の軽量化は機材負担の軽減に寄与するとされる。
さらに、AF速度約3.5倍とズーミング中のAF追従性能約40%向上は、動きの速い被写体の撮影精度を高めるほか、メソアモルファスコートとアルネオコートの組み合わせでは、逆光やステージ照明下でのゴースト・フレア抑制に効果を発揮するとしている。
望遠撮影で機動性と画質を両立したいプロ・ハイアマチュアに適した選択肢となる。
ギャラリー


Nikon
レンズ
NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S II

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