Nebula Mars 3は高性能&長時間バッテリーでアウトドアにもオススメのモバイルプロジェクター

Nebula Mars 3_アイキャッチ

Anker

モバイルプロジェクター

Nebula Mars 3

皆さまはドライブインシアターというものをご存じだろうか。かつてアメリカで一世を風靡し、日本国内でも最盛期には20か所以上も存在したといわれる、大きなスクリーンの設置された広大な敷地に車で向かい、そのまま車の中から映画を鑑賞するスタイルの映画館だ。(館か?)

体験したことがある人も減っているとは思うが、その姿はハリウッド映画などで時たま見掛けることがあるので、イメージはなんとなくできるかと思う。

さて所変わって現代。

映画やドラマのオンラインサービスも盛んになり映画はより手軽に、そして個人単位でも楽しめるようになった。プロジェクターは小型化されある程度安価になり今や誰でも、そしてどこでもスクリーンで映画が楽しめる時代だ。

今回はそんな個人向けポータブルプロジェクターの中でも、ドライブインシアターのように野外でも活躍する製品が発表されたのでご紹介しよう。

目次

Anker発、Nebulaブランド最⾼峰のモバイルプロジェクター「Nebula Mars 3」

NebulaMars3_メイン

「Nebula Mars 3」はAnkerのスマートプロジェクターブランドNebula(ネビュラ)から、2023年7月10日(月)に発表、および予約販売が開始されたハイエンドなモバイルプロジェクター。価格は149,900円(税込)。
「Nebula のモバイルプロジェクター史上、最⾼峰のモデルで最⾼のシアター環境を場所にとらわれずに楽しみたい⽅に最適な製品」だという。

最大200インチ。明るくコントラストの高い映像

プロジェクターを購入する上で、最も気になるのはその明るさと発色だろう。光をスクリーンに投影するという都合上、この2つが性能の最も重要なポイントと言っていい。暗ければ見えづらく、発色が悪ければ白っぽい映像になってしまうのだ。

Nebula Mars 3の明るさは1,000ANSIルーメンなので、流石にさんさんと日の差す部屋や野外では厳しいが、カーテンを閉めた屋内などであれば日中でも十分視聴が可能な明るさと言えるだろう。

また発色の面ではHDR10に対応しており、白飛びや黒つぶれの少ない高コントラストな映像を見ることができる。解像度はフルHDなので価格帯としては妥当なところか。 もちろん高解像度になれば綺麗さは増すものの、液晶や有機ELをはじめとしたパネルよりも影響は小さいので、本体サイズや価格を考えるとちょうどいいラインと言っていいはずだ。

NebulaMars3_宅内
余談だが、同じ明るさを表す単位ではあるもののルーメンとANSIルーメンは異なる単位で、同じ値であっても明るさに違いがでる。ルーメンはプロジェクターの光源そのものの明るさを指すことが多く、ANSIルーメンは簡単に言うと投影面の明るさにあたり、ルクスに近い。
ANSIルーメンは規格化されているため、他製品と明るさを比較する際はこの数値を参考にすると良い。

迫力あるサウンドを実現する40Wスピーカー

映画館での映像体験が印象的になりやすい要因の一つとして、その音響効果が挙げられるだろう。よほど物好きな人でもない限り、映画館のスピーカーは自宅のものと比べ圧倒的に高価かつ高性能なものが採用されており、出力の面でも大きく異なる。

この製品では自宅でも映画館のような音響を実現するため、 Dolby® Digital Plusに対応した40Wの高出力スピーカーを採用している。ひとつ前のモデルが20Wだったことを考えると2倍の出力に進化しているようだ。

NebulaMars3_40Wスピーカー搭載
前モデルではDolby® Digital Plusへの対応は謳われていなかったため、この変更がどこまで音質に影響を与えるか楽しみだ。

「RRR」完走すら余裕な最長5時間のバッテリーライフ

日本での配給当時、作品のクオリティもさることながら、その「3時間7分」という長大な上映時間でも話題となったRRR。そんな作品であっても本製品なら余裕で最後まで視聴できる。

このバッテリーライフが本製品を”モバイル”プロジェクターたらしめている最大のポイントだろう。

そんなバッテリーライフを実現しているため、バッテリー容量自体も当然大きい。リリース内では「スマートフォンを約14回フル充電できる」と記載されているため、予備電源としてお守り代わりに考えても良いかもしれない。ただしおそらく本体バッテリーとは共用のため、あんまりバッテリーを使いすぎるとRRRは見られなくなるので注意が必要だ。

防滴&落下耐性でアクティブに使える

プロジェクターは大きなレンズと精密部品を備えた電子機器。アウトドアに持ち出すのはちょっと怖い…そんな印象を覆すのもNebula Mars 3の面白い所だろう。

キャンプやバーベキューなどで急な雨はつきもの。持っていく過程や設置のタイミングなどで強い衝撃がかかることもある。Nebula Mars 3であれば、急な⾬でも安⼼なIPX 3への対応や0.5mからの落下にも耐える耐衝撃性を備えている。

IPX3は「斜め60度程度からの水滴であっても機械内部に影響を及ぼさない」という基準になっているため、小雨程度の段階で避難すれば十分に水没故障は防げるはず。IPXが示す通り防塵性能は規定されていないため(IP ”X”は数値が入れば何らかの耐性、Xの場合は未定義を指す)砂埃が舞うような環境は避けた方が良さそうだ。

Nebula Mars 3は場所を選ばず活躍するハイエンドプロジェクターだ!

上記で触れた機能に加えて、これまでのNebula製品にあった自動での台形補正やオートフォーカス、Android TVの搭載など基本機能も充実。まさに自宅からアウトドアまでどこでも持ち歩けるハイエンドな”モバイル”プロジェクターと言えるだろう。

宅内前提のプロジェクターであっても、あえてモバイル製品を選ぶという未来がすぐそこまで来ているのかもしれない。

製品仕様

重さ:約 4.5kg
サイズ:約 250×260×160mm
Bluetooth:5.0
解像度:フル HD (1920×1080 画素)
OS:Android TV 11.0
投影インチ:最⼤ 200 インチ
台形補正 垂直:オート / マニュアル、⽔平:オート / マニュアル
⾳響テクノロジー:Dolby® Digital Plus
インターフェース:USB-A、USB-C、HDMI、AUX
パッケージ内容:Nebula Mars 3、リモコン (単 4 形電池×2) 、AC アダプター、DC ケーブル、クイックス
タートガイド

製品詳細

製品名:Nebula Mars 3
販売価格:149,900円(税込)
予約開始日:2023年7月10日 (月)
初回セール情報:初回150台限定、Amazonポイント20%還元
製品ページ:https://www.amazon.co.jp/dp/B0BZWB32GD

記事内画像はメーカーより提供

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Nebula Mars 3

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