【#TGS2025】ハイエンドゲーミング製品が勢揃い!AORUSブースで最新マザーボード&モニターをチェック

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筆者のようなPCパーツやガジェット好きが東京ゲームショウ2025(TGS2025)に行くなら、GIGABYTEのゲーミングブランド「AORUS(オーラス)」のブースは見逃せない。今回のAORUSブースの目玉は、最新チップセット「Z890」「X870E」を採用したホワイトデザインのマザーボードや有機ELモニターの展示だ。

AORUS

東京ゲームショウ2025


目次

ハイエンドマザーボードをはじめ最新パーツが勢揃い

AORUSブースの中心的存在といえば、やはりハイエンドグラフィックカードをはじめとした最新の自作PCパーツだ。特に目を惹くのはブース内の壁面に飾られたホワイトデザインのパーツたちで、その中にはTGS2025の初日に発表となった「X870E AORUS MASTER X3D ICE」や「X870E AORUS PRO X3D ICE」、「X870E AORUS ELITE X3D ICE」などの姿も。

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その他にも「AORUS GeForce RTX™ 5090 STEALTH ICE 32G」や「GeForce RTX™ 5070 AERO OC 12G」も展示され、高性能かつデザイン性にもこだわったAORUS製品のラインアップ幅を改めて確認することができる。

また会場にはそうしたAORUSを使用したゲーミングPCも各所に用意されており、例えば九州・福岡を拠点としたプロeSportsチーム「QT DIG∞」とのコラボモデルや、ヨドバシカメラとのコラボモデル、パソコンSHOPアークのBTOブランド「arkhive」とのコラボモデルなど「実際にAORUS製パーツでどんなPCが組めるのか」がわかりやすい

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豊富な有機ELモニターも見所の一つ

個人的にもう一つの見どころだと感じたのが、ブースに並んだ数々の有機ELモニターたちだ。GIGABYTE(AORUS)と言えばPCパーツの印象が強いのだが、実はモニターなども展開している。そして、いずれもかなりのハイスペックだ。

例えば「AORUS FO27Q5P」はWQHD解像度かつ500Hzのリフレッシュレートを備えたゲーミングモニター。QD-OLEDを採用し最大輝度は1,000nit、色域もDCI-P3 99%とまさに最新のハイエンドモニターと呼ぶにふさわしい性能だ。

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また有機ELモニターとしては「GIGABYTE MO27Q28G」にも注目。こちらはAORUSではなくGIGABYTEブランドから展開されている製品で、Samsung製のQD-OLEDではなくLG製のWOLEDを採用した少々珍しい製品だ。

色彩表現に優れるQD-OLEDに対して、WOLEDは輝度の高さが持ち味。そしてMO27Q28Gでは第4世代WOLEDを採用することでDCI-P3 99.5% / BT2020 84%という広色域をカバーしつつ高輝度を維持し、優れたHDR表現が可能だという。ピーク輝度は1,500nitに達し、より明暗のくっきりとした鮮やかな映像が体験できる製品だ。こちらも解像度はWQHDとなっており、リフレッシュレートは280Hz。前述のFO27Q5Pよりは下がるものの、アクションゲームやRPGなど競技製が求められないタイトルであれば十分な滑らかさと言えるだろう。

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ちなみに上記2製品を含め、GIGABYTE(AORUS)の有機ELモニターには焼き付きを含めた3年間の製品保証がつく点も大きな魅力の一つ。従来から懸念されてきた焼き付き問題も改善しつつあるものの、こうした保証も付帯するなら、より安心して購入に踏み切れるに違いない。

超小型AI PCやeGPUボックスなどもラインアップ

AORUSブースでは自作PCパーツだけでなく、持ち運び可能なゲーミング環境を求めるユーザー向けに、最新のゲーミングノートPCなども多数展示されていた。また、そうしたゲーム向けのPC製品群が多くを占める一方で、AI開発や実行を意識した製品があったのも印象的だ。中でも目を惹くのが、NUCサイズで1ペタFLOPSという圧倒的処理性能を実現した小型AI PC「AI TOP ATOM」だ。

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近くにあったミニサイズのうちわと比べてもこのサイズ感。

大規模なAIモデルをローカル実行するのに適したこの製品は、「NVIDIA GB10 Grace Blackwell Superchip」を採用。さらに128GBのメモリを搭載し、クラウドに頼ることなく、デスクトップ上で本格的なAIワークロードをこなすことができるという。

ちなみにもう少し一般向け(?)なところでは、RTX5090を内蔵したeGPUボックス「AORUS RTX 5090 AI BOX」の姿も。

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VRAM 32GBを備えたRTX 5090により、画像生成などメモリ消費が大きいAI処理も叶えてくれる他、もちろんゲーム性能もアップする。加えて従来のeGPUボックスとは異なり、接続にThunderbolt5を採用しているためPC-eGPU間でより高速なやり取りが可能。これまでよりもロスなく使用できるeGPUと言えそうだ。

TGS後もまだまだ続く、出展記念セール

TGS2025の会期が終わってしまったことで、各社のお得なキャンペーンも終了…と思いきやAORUSの出展記念セールはまだまだ続く。公式サイトによれば2025年10月16日までとなっており、もう少しだけお祭り気分を楽しむことができそうだ。このセールでは対象製品が期間限定プライスで購入できるため、気になる方はぜひチェックしておこう。

初出展ながら、PCパーツ・モニター・AI PC・ゲーミングPCなど様々なラインアップを見せてくれたAORUSブース。個人的にはPCパーツで長らくお世話になっているメーカーなため、今回のTGSをきっかけにまた新たなファンが増えて欲しいところだ。

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出典:AORUS公式サイト
記事内画像は公式サイトから抜粋

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