象印マホービン株式会社は、業界初の「ツインエンジン構造」を搭載した30Lサイズのスチームオーブンレンジ「EVERINO ES-LA30」を2025年9月上旬より発売すると発表した。レンジにありがちな「あたためムラ」を改善し、最大4品の同時あたためや時短調理など多彩な機能を実現した製品だ。
製品概要

象印
スチームオーブンレンジ
EVERINO
ES-LA30

製品名:EVERINO ES-LA30
価格:
カラー:ブラック、ホワイト
発売日:2025年9月上旬
製品ページ:https://www.zojirushi.co.jp/syohin/microwave_oven/es-la/
業界初、2つのエンジンで「あたためムラ」の課題解決にアプローチ

本製品の最大の特徴は、国内家庭用オーブンレンジとして業界初となる「ツインエンジン構造」だ。一般的なオーブンレンジは庫内の大きさに関係なく、エンジン(マグネトロン)が1つしか搭載されておらず、30Lのような大型サイズでは特にあたためムラが発生しやすいという構造的な課題があった。
一方で「EVERINO ES-LA30」では、底面と奥面の2箇所にエンジンを搭載し、2方向からマイクロ波を出力することで、広い庫内でもより均一かつ効率的なあたためを可能にしているとのこと。この構造により、食材の温度ムラを抑え、解凍の精度も高めるなど、毎日使うレンジ機能の使い勝手を高めているようだ。
最大4品を同時にあたためられる「2段あたため」

象印独自の金属角皿を使った「2段あたため」機能では、上段・下段それぞれに1~2品ずつ、最大4品を同時にあたためることができる。庫内に設置された2つの「瞬速センシング赤外線センサー」が、上段・下段に置いた食材の温度を1秒ごとに正確に検知するほか、上下それぞれの温度(45℃~90℃まで5℃刻み)を個別に設定できるという。
通常レンジ加熱では金属製の角皿は使用できないが、象印独自の角皿は火花(スパーク)が発生しない厚みのアルミを使用し、庫内との接触部分を樹脂で囲うことで使用可能にしたそうだ。
1品からでも時短・高品質なあたためと解凍

「すごはやWレンジ」機能では、市販の冷凍食品やお弁当のパッケージに記載されているW数と時間を入力した後、「レンジ/Wレンジ」キーを押すだけで加熱時間を自動で短縮。底と奥の2方向からの加熱により、ムラを抑えてスピーディーにあたためることができる。600Wなら約20%、500Wなら約30%加熱時間を短縮できるようだ。
また、「すごはや解凍」機能では、「瞬速センシング赤外線センサー」で食材の温度を正確に検知しながら2方向から包み込むように連続加熱することで、時短でムラを抑えた解凍を実現。例えば、ひき肉500gならば約6分で解凍することができるという。全解凍・半解凍どちらにも対応しており、半解凍なら刺身の柵を包丁で切りやすい絶妙な固さに仕上げてくれるそう。
レンジとオーブン・グリルの合わせ技で調理の幅が広がる

「すご技オーブン」機能では、オーブンとレンジの合わせ技により、厚みのある肉料理もジューシーに調理できる。オーブンで表面を外側からじっくり焼き上げた後、レンジに自動で切り換えて食材の中心まで熱を伝えることで、うまみを閉じ込めた仕上がりになるようだ。
さらに「芯までレジグリ」機能では、レンジで食材の中まで素早く加熱した後、自動でグリルに切り換えて表面に焼き色をつける。これにより、本格的な料理も短時間で裏返す手間なく調理できる。
煮込み料理や揚げ物の再加熱も快適に
「Wレンジ」機能では、底と奥の2つのレンジ加熱により煮物や煮込み料理を時短でムラなく調理できるほか、冷めてしまった揚げ物も「揚げ物 サクレジ」機能を使えば、外はサクサク、中はあつあつで揚げたてのようなおいしさに仕上げることができる。専用のキーがあるためダイレクトに選択できるのも便利だ。

さらに「スチーム加熱」機能では、奥からのレンジ加熱により、角皿にセットしたスチームポケットの水を効率的に蒸気に変え、肉まんなどをふっくらとあたため直すことができるという。
毎日の使いやすさを求めたキッチンの相棒
オーブンレンジに期待するあたためムラの抑制やスムーズな解凍など、象印ならではの技術が光る「EVERINO ES-LA30」は、毎日の調理をサポートしてくれる心強い味方となりそうだ。
庫内フラット天面など、手入れのしやすさにもこだわった本製品をぜひ検討してみてほしい。
ギャラリー







象印
スチームオーブンレンジ
EVERINO
ES-LA30

出典:プレスリリース
記事内画像はプレスリリースから抜粋


