最近までiPad mini、iPad Air 11インチと13インチを使ってきた。途中までは13インチとminiの組み合わせが最強だと思っていたが、現在は11インチだけ使っている。これが筆者にとってベストな選択肢だと気付いたのだ。なぜそうなったのか、その詳細を伝えていこう。
製品概要

Apple
タブレット
iPad Air(M3)
11インチ

製品名:iPad Air 11インチ
価格:98,800円(税込)〜
カラー:スペースグレイ、ブルー、パープル、スターライト
製品ページ:https://www.apple.com/jp/ipad-air/
他のサイズより全てにおいてバランスが良い
何においてバランスが良いのかは、人によって価値観が違うと思う。筆者にとっては、作業用タブレットとして使いやすいかどうかに重きを置いている。

まずiPad miniは見た目の通り持ち運びやすく、出先での作業に最適だろう。しかし画面サイズの小ささが弱点にもなる。
ただメモアプリに文章や手書きメモを書くくらいなら良いが、分割画面で作業したいときにどうしても窮屈さを感じてしまう。ブラウザで調べながらテキスト作成したいときに不便だ。

そして13インチはiPadの中で最大の大きさなので、作業効率も上がりやすい。だがそこが落とし穴でもある。Magic Keyboardと組み合わせたときの重さが1.5kgほどあり、MacBook Air 13インチより重たい。厚みもあるせいで、持ち運ぶ気にならないほど、かさばるのがデメリットだ。

自宅メインで使うなら気にならないと思うが、個人的にタブレットは持ち運んで使いたい。そもそも自宅にはデスクトップPCがあるので、わざわざiPadで作業する必要がないからだ。せいぜい手書きや動画視聴で使うくらいだが、それのために10万円以上するiPad Air 13インチを使うべきなのだろうか?
つまりiPad miniでは作業効率が上がらないし、iPad Air 13インチはタブレットの携帯性を損ねすぎて不便に感じてしまう。

その点、iPadの11インチサイズはminiより大きい画面で、13インチより持ち運びやすい携帯性を兼ね備えている。筆者のようにiPadを出先で使いたい、それでいて大きい画面サイズが欲しい、というニーズに応えているのではないだろうか。
iPad Pro並みの性能なのに10万円以内で購入可能
そもそもiPad AirとProの違いはというと、120Hzのリフレッシュレート、クアッドスピーカーなどが挙がる。またM4チップのiPad Proに限っては、有機ELディスプレイを搭載していたり、専用のMagic Keyboardがあったりと、明確な違いを感じられるだろう。
しかしリフレッシュレートはイラスト作成をしなければ、特に不満を感じる瞬間はない。スピーカーはAirでも高音質なので、多くを求めなければ十分な性能だ。

そして処理性能は大きな差がなく、筆者が使っているM1チップのiPad Airですら満足度が高い。つまりAirとProの差はそこまで大きくない。
それにAirの最新モデルであるM3モデルで9万円前後、M4のProは安くて12万円以上する。よほどProを使いたい理由がない限り、ほとんどの人にとってAirはコスパが高いだろう。
モバイルPCとしても最適なサイズ
MacBook Air 13インチを使っていた時期があったが、13インチでも意外と大きいものだ。確かにノートPCの中ではコンパクトだが、小さくも大きくもないサイズとも言える。そう思えるきっかけは、15インチMacBook Airを使うようになってからだ。

15インチは単体でも作業しやすく、13インチよりも作業効率の向上を感じられた。しかし持ち運ぶには大きすぎる。そこで11インチのiPad AirをモバイルPCとして使ってみたら、これが意外とハマったのだ。
一般的なノートPCより小さいサイズでも、用途によっては11インチでも事足りる。例えばテキスト作成やWebブラウジングなど。画面分割もギリギリいける。そもそも出先でガッツリ作業することはないので、iPadでもできる作業を行っている感じだ。

なによりサイズがコンパクトなので、持ち運びが苦じゃない。歩き回りながらカフェに行く日などでは、MacBook Airを持ち運ぶよりiPad Airの方が快適だ。
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