近年、多くのメーカーから新製品が発表され続けている家庭用プロジェクター。低価格路線から高級機まで様々なモデル発売されており、なかでもここ最近にわかに注目を集めている印象があるのが、一般的なプロジェクターよりも短い距離で映像を投影できる「超短焦点プロジェクター」と呼ばれるジャンルだ。
今回、LGエレクトロニクスが発表したのは、そんな超短焦点プロジェクターの中でも4K&レーザー式でありがながら比較的低価格、それでいてコンパクトという凄まじい製品。壁から約8cmの距離で40インチ近くの映像を投影できる「LG CineBeam S」について紹介したい。2025年7月10日(木)正午からクラウドファンディングサイト「Makuake」にて先行販売予定だ。
製品概要

LG
プロジェクター
LG CineBeam S

製品名:LG CineBeam S
先行販売価格:【最速割】135,860円(税込)/【一般販売予定価格】199,800円(税込)
プロジェクト開始日:2025年7月10日 12:00
プロジェクトページ:https://www.makuake.com/project/lg-cinebeam-s/
わずか8cmの距離で40インチ、40cmで100インチ投影の超短焦点
「LG CineBeam S」の最大の特徴は、その超短焦点投影能力だ。壁との距離わずか約8cmで40インチ、約40cmで100インチの大画面を投影できる。これにより、従来のプロジェクターでは必要だった広いスペースを確保する必要がなく、家具の配置を変えることなく大画面を楽しめる。


また壁のすぐそばに設置できるため、投影中に人が前を横切っても映像が遮られる心配がないのもメリットの一つ。立ったままスポーツ観戦したり、映像を投影しながら運動したりと、これまでのプロジェクターでは難しかった使い方が可能になった。
片手で持ち運べるコンパクト設計と高画質
サイズはわずかW110×D160×H160mm、重さ約1.9kgという超コンパクト設計。さらにモバイルバッテリーからの給電でも動作可能らしく、リビングから寝室へ、あるいは友人宅やキャンプ場への持ち込みなど文字通り場所を選ばず使用できる。


画質面では、3チャンネルRGBレーザーとDCI-P3 154%の広色域、HDR10対応により、鮮明なディテールとリアルな黒の再現を実現。またコントラスト比は450,000:1と高く、映像の明暗に左右されにくい鮮やかな発色が期待できるはずだ。ただし数少ない弱点として、最大輝度が500 ANSIルーメンなことには注意が必要。日中、日が差した部屋などで使うには流石に見づらいかもしれない。



使いやすさを追求した機能の数々
「LG CineBeam S」は置いたらすぐに使える便利な機能を多数搭載している。高速自動フォーカス機能により、プロジェクターが斜めに設置されていても、フォーカスや画面の水平を自動調整。ピント合わせの手間なく、手軽に使用することができるだろう。


加えて、壁の色に合わせて映像の色味を調整する「ウォールスクリーンモード」も搭載しており、8色の中から壁色に合わせて最適化が可能。白い専用スクリーンがなくても自然な色で映像を楽しめる。


またLG独自のwebOSを搭載しているため、YouTube、TVer、Netflix、Disney+、Prime Video、Apple TV+、DAZNなど600以上のVODアプリが利用可能なのもポイント。AirPlay 2とMiracastにも対応しており、スマートフォンやタブレット、PCなどのコンテンツをワンタップで投影可能だ。

ちなみに前モデルではスピーカーの音質についてユーザーから意見があったらしく、本モデルではDolby Atmos対応の4W+4Wステレオスピーカーを内蔵し、映像に合わせた立体的なサウンドを実現したとのこと。

端子周りでもHDMI端子1つとUSB Type-C端子2つに加え、Bluetooth接続にも対応しているため接続性もバッチリだ。もちろんリモコンも付属しているものの、LG ThinQアプリを使えばスマートフォンからも操作できるため、より手軽かつ直感的な操作が可能なはずだ。
Makuakeで最大32%オフ。13万円台で購入可能な先行販売
「LG CineBeam S」は、2025年7月10日(木)正午から8月30日(土)22時まで、クラウドファンディングサイト「Makuake」にて先行販売される。最速割プランでは最大32%オフ、なんと13万円台という衝撃の価格で購入できるチャンスもある。

ただし割引率が最大となるのは5台限りと、流石に数に限りがあるため、気になる方は開始直後に申し込んだほうが良いだろう。コンパクトながら大画面と高画質を両立させた「LG CineBeam S」は、ホームエンターテイメントの新たな選択肢となりそうだ。
ギャラリー















出典:プレスリリース
記事内画像はプレスリリースから抜粋、及び製品発表会にて撮影


