モニターの大型化や高機能化に伴い、安定性の高いモニターアームは必要不可欠だろう。そうした需要を受けてか、ディスプレイメーカーとして40年以上の実績を持つBenQから、ついにモニターアーム「BSH01」が登場。モニターアームの課題であった「沈み込み」や「ぐらつき」を解決する高耐荷重設計を採用し、直販価格14,400円(税込)で2024年3月18日より販売中だ。
製品概要

BenQ
モニターアーム
BenQ モニターアーム BSH01

製品名:BenQ モニターアーム BSH01
価格:14,400円(税込)
発売日:2024年3月18日
公式ページ:https://www.benq.com/ja-jp/monitor/accessory/bsh01.html
通常の2倍の耐久性を実現する特殊スプリング採用
BSH01を語る上で欠かせないのが、約2~20kgという高い耐荷重だ。これは45インチまでの大型モニターはもちろん、ウェブカメラやスクリーンバーなどの追加アクセサリーを取り付けた状態でも安定して保持できる設計とのこと。

加えて通常の2倍の耐久性を持つという特殊スプリングを採用。25,000回の耐久試験をクリアしており、長期使用における信頼性も確保している。従来のモニターアームでよく見られた使用時の沈み込みやぐらつきを効果的に防止できるだろう。
デスク環境を選ばない安心設計
取り付け方法はデスククランプ式とグロメット式の両方に対応する仕様となっている。さらに補強プレートが付属しており、ガラス天板や薄い天板でも安心して使用できるという。ガラス天板に使用するのは少々怖いが、補強プレートを使用することで圧力がかかる場所が分散するため、机に傷を付けたくない方は利用すると良いかもしれない。ちなみに対応する天板の厚さは、補強プレート使用時で1.2~4.5cm、未使用時で1.7~5cmまでをカバーしている。

モニターの取り付けには、標準的なVESAマウント(75x75mm/100x100mm)を採用。設置時の利便性を考慮し、クイックリリース式のVESAプレートを採用している点も実用性の高さを感じさせる。
柔軟な調整機能で快適な視聴環境を実現
可動範囲は、ティルトが+50°~-20°、高さ調節が22~47.4cm、シフトと伸縮が48.2cm、ピボット(回転)は±180°と、十分な調整域を確保している。この柔軟な可動域により、使用者の好みに応じた最適なポジションでの設置が可能となるはずだ。




また、内蔵されたスプリング機構により、モニターを好みの角度で固定できる仕様となっている。ケーブル類もアーム内部で整理できるケーブルマネジメント機能を備えており、デスク周りをすっきりと整理できそうだ。

モニターメーカーならではの安心感
BSH01は、モニターメーカーであるBenQが満を持して投入したモニターアームだ。高い耐荷重性能と耐久性、そして使い勝手の良さを両立しており、大型モニターやウルトラワイドモニターの利用者にとって、信頼できる選択肢となるはずだ。
14,400円(税込)という価格設定も、高耐荷重・高耐久性のモニターアームとしては競争力のある水準で、有名どころであるエルゴトロンよりはお買い得。ある程度価格を押さえつつ、可動性や安定感も重視したい方にオススメできそうだ。
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モニターアーム
BenQ モニターアーム BSH01

出典:メーカー公式X(旧:Twitter)
記事内画像は製品ページから抜粋