コロナ禍を経験したことでリモートワークやハイブリッドワークが増えた昨今、外出先でもマルチディスプレイ環境を求める方も多いだろう。そんな中、ASUSから高品質な有機ELパネルを搭載したポータブルモニター「ZenScreen OLED MQ16AHE」が登場した。
15.6インチのフルHDディスプレイには、DCI-P3カバー率100%の高品質パネルを採用し、さらに1ms応答速度と100,000：1という高コントラスト比を実現している。加えてUSB Type-C＋Mini HDMIへの対応や、薄さ0.9cm・重量0.72kgという携帯性も確保と隙のないスペックに仕上がっている。2025年2月26日より予約開始で、2月28日より発売。市場想定価格は62,820円（税込）だ。
製品概要
製品名：ZenScreen OLED MQ16AHE
市場想定価格：62,820円（税込）
予約開始日：2025年2月26日
発売日：2025年2月28日
製品ページ：https://www.asus.com/jp/displays-desktops/monitors/zenscreen/asus-zenscreen-oled-mq16ahe
DCI-P3カバー率100%！有機ELならではの圧倒的な表示品質
「ZenScreen OLED MQ16AHE」最大の特徴は、有機ELパネルの採用にある。有機ELパネルはその仕組み上、液晶パネルには難しい完全な黒の表現が可能。そのため本製品はコントラスト比100,000：1を実現し、暗部の細かな階調表現が可能だ。またDCI-P3カバー率100%という色域の広さにより、写真や動画編集などクリエイティブ作業にも十分対応できる。
また応答速度も1msとかなり早い部類に入り、動画視聴時やゲームプレイ時の表示遅延も気になりにくいはず。一方でフリッカーフリーやブルーライト軽減機能も搭載しているため、オフィスワーク用など純粋な作業用ディスプレイとしても優秀だ。
15.6インチでも薄型軽量。豊富な接続オプションで使いやすい
薄さ0.9cm、重量0.72kgという薄型軽量設計は、モバイルモニターとしては十分な数値。流石に13インチクラスの製品と比べると重くはなるが、15.6インチという大きさを考えればかなり軽く感じる。加えて付属の360°回転キックスタンドは、使用シーンに応じて自由な角度調整が可能。縦置きにも対応しており、プログラミングやSNSチェックなど、縦長コンテンツの閲覧にも便利だろう。
接続インターフェースには、USB Type-CとMini HDMIを搭載。最近のノートPCやスマートフォンとの相性は抜群で、場合によってはケーブル1本での接続も可能だ。USB Type-Cポートは給電にも対応しており、外出先でも電源の心配なく使用できるはずだ。
その他にも近接センサーを搭載し、ユーザーが離席した際は自動で省電力モードに移行するほか、DisplayWidget Centerソフトウェアとの連携により、画面の向きを自動で検知して表示を回転させる機能も搭載。単なる小さなモニターではなく、モバイルモニターとして利用シーンを意識した製品に仕上がっている。
モバイルワークの新たな選択肢となるハイエンドポータブルモニター
高品質な有機ELパネルと携帯性を両立した「ZenScreen OLED MQ16AHE」は、モバイルワーカーやクリエイターにとって理想的なポータブルモニターと言えるだろう。62,820円（税込）という価格は決して安くないが、提供される機能と性能を考えれば十分な価値がありそうだ。マルチモニター環境の構築や、外出先での作業効率向上を検討している方にはぜひ注目してほしい製品だ。
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出典：プレスリリース
記事内画像は同リリースおよび製品ページから抜粋