Razerのワイヤレスコントローラー「Razer Wolverine V3 Pro」を使ってモンハンワイルズを遊んでみた

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モンスターハンターの操作といえば、ゲームパッドのユーザーが多いのではないだろうか。元々モンスターハンターは家庭用ゲーム機向けに発売したゲームなので、PCで遊ぶとしてもゲームパッドを選択する人も多いはずだ。かくいう筆者も、ずっとゲームパッドでモンハンを遊んでいる。

しかしPCユーザーは「どのゲームパッドを使えばいいのか?」と悩むものだ。モンハンは意外と操作が複雑なので、PlayStation 5のDual Senseみたく、シンプルなデザインだとボタンが足りないと感じる瞬間もある。そこで今回紹介したいのが、Razerのワイヤレスコントローラー「Razer Wolverine V3 Pro」だ。メーカーから製品を貸していただき、実際にオープンβテスト2を遊んでみたので、その感想を紹介していく。

製品概要

Razer

コントローラー

Razer Wolverine V3 Pro


製品名:Razer Wolverine V3 Pro
発売日:2024年9月13日
メーカー希望小売価格:34,980円(税込)
製品ページ:https://www.razer.com/jp-jp/console-controllers/razer-wolverine-v3-pro

目次

Razer Wolverine V3 Proのデザインをチェック

Razer Wolverine V3 Proの内容物には収納ケース、USBケーブル、USBレシーバー、予備のキャップが付いている。

キャップは短いスティックと長いスティックの2種類があるため、プレイスタイルに合わせて使い分けるといいだろう。またUSBレシーバーを使用した際のポーリングレートは250Hz。競技ゲームで使うなら有線の方が安定した接続になるが、モンハンワイルズくらいのアクションゲームなら特に支障はない。

そして本製品は背面に4つ、上部に2つのカスタムボタンを搭載専用ソフトウェアを使えばボタンカスタマイズできる。

グリップ部分はラバー素材となっており、滑りにくく安定感がある。全体的にサラサラとしていて汚れが目立ちづらく、指紋も付きづらい。高級感もありつつ、清潔感も保てる品質だ。

大剣でアルシュベルド討伐にチャレンジ

なにはともあれ第2回ベータテストから追加された高難易度クエスト「アルシュベルド狩猟」をやってみた。ちなみに筆者のモンハン歴は10年以上。といっても真面目にプレイしたのはダブルクロス、ワールドアイスボーン、ライズサンブレイクくらいなので、あまり自信はない。

それはそれとして、実際に Razer Wolverine V3 Proを使ってみると、「シンプルに使いやすい」という印象だ

筆者が普段使っているゲームパッドは「DUAL SHOCK 4」だが、それに比べてグリップの握りやすさ、スティックの滑らかさ、全てにおいて快適。流石に高価なゲームパッドだけあって、使い心地も素晴らしい。

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ちなみにDUAL SHOCK 4の重さは約210g、Razer Wolverine V3 Proは約Wolverineは約304gと若干重たいが、そこまで気にならないレベルだ。

少し脱線してしまったが、肝心のアルシュベルド討伐はクリアできた(6回ほどクエストを失敗したが)。

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アルシュベルドの体力が多すぎて時間はかかったが、なかなかに狩りごたえのあるモンスターだ。ベータテストでのクリア率は約11%とのことなので、雑なプレイでは倒せないほど難易度が高い。

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よくよく考えたらRazer Wolverine V3 Proを使ってから1日しか経っていないなか、アルシュベルド討伐を成功できた。つまりパッド勢ならすぐに慣れるほど、Wolverine V3 Proは使いやすいゲームパッドということ。

正直言うと従来の操作に慣れすぎて背面ボタンはあまり使わなかったが、可能性は感じられた。例えば回避(A)ボタンや薙ぎ払い(B)ボタンを背面に登録すれば快適だろう。

大剣を使うとき、溜め攻撃中にBボタンを押せばタックルが発動できる。しかし溜め攻撃はYボタンを押しっぱなしにするため、親指の付け根でBボタンを押すという、器用な操作を求められるのが難点。Aボタンも同様で、溜め攻撃中に回避ボタンを押すのも地味に大変だ。

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しかし背面にBボタンとAボタンを設置すれば、溜め攻撃中でも簡単にタックルできるし、回避もしやすくなる

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筆者的には、大剣使いには画像のようなボタン配置がちょうどいいかもしれない。

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前述した通り、AボタンとBボタンを背面に配置するのは効果的だろう。もちろん慣れは必要だが。

そして十字キーの上と右をセットしておくのもオススメ。今作はセクレトという乗り物があるため、十字キーの上を押せばいつでも呼べる。右を押せば武器切り替えになる。どちらもそこそこ使うボタンだと思うので、十字キーに指が回りづらいときに役立つ。

実際に操作していると「指が回らない」という場面があるだろう。そんなとき、背面ボタンを活用できれば快適なプレイを実現できるはずだ

高価だが価格に見合うほどの機能性は実感できるコントローラー

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総じて快適なコントローラーだと思うのだが、価格は34,980円(税込)。低価格のコントローラーを3年以上も使っている筆者からすると、どうしても高く感じる。しかし価格に見合うほどの機能性は実感できた。

そもそも、古いデバイスから新しいデバイスに切り替える時、それなりに慣れる時間が必要なはず。Razer Wolverine V3 Proにはそういった慣れの時間が驚くほど短かったので、違和感を覚える部分が少ないのだろう。

それにモンハンワイルズはワイヤレス接続でプレイしていたが、特にストレスはなかった。ボタンが暴発することもないので、PCでワイヤレスコントローラーを使いたいユーザーにもおすすめできる。しかしバッテリー残量は専用ソフトウェアを開かないと分からないため、そこだけ不満だ。

背面ボタンやカスタマイズに興味がない人には不向きのコントローラーだが、そうじゃないなら使ってみる価値はある。ワイルズに向けてコントローラーを新調する予定の人は、ぜひ検討してみてほしい。

ギャラリー

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コントローラー

Razer Wolverine V3 Pro


edit by onesuite編集部

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