Samsungが新型のフラッグシップスマートフォン「Galaxy S25」「Galaxy S25+」「Galaxy S25 Ultra」を発表した。3機種のうち、日本市場にはGalaxy S25とGalaxy S25 Ultraが投入される。
直販サイトであるSamsungオンラインショップのほか、ドコモ・au・ソフトバンクの3キャリアでの取り扱いも発表されており、1月31日に予約受付が開始され2月14日に発売される予定。なお、ドコモのみ発売日は2月中旬とアナウンスされている。
SIMフリーモデルの価格はGalaxy S25が129,000円(税込)から、Galaxy S25 Ultraが199,800円(税込)から。
製品概要
Samsung
Galaxy S25
製品名:Galaxy S25
価格:129,000円(税込)から
カラー:ネイビー・アイシーブルー・シルバーシャドウ・ミント・ブルーブラック・コーラルレッド・ピンクゴールド
発売日:2025年2月14日
製品ページ:https://www.samsung.com/jp/smartphones/galaxy-s25/
Samsung
Galaxy S25 Ultra
製品名:Galaxy S25 Ultra
価格:199,800円(税込)から
カラー:チタニウムグレー・チタニウムシルバーブルー・チタニウムブラック・チタニウムホワイトシルバー・チタニウムジェットブラック・チタニウムジェードグリーン・チタニウムピンクゴールド
発売日:2025年2月14日
製品ページ:https://www.samsung.com/jp/smartphones/galaxy-s25-ultra/
One UI 7を搭載。薄く・軽く・賢くなったAIスマホが登場
Galaxy S25シリーズは、サムスンの新型フラッグシップスマートフォン。Galaxy S25もGalaxy S25 UltraもチップセットにはGalaxy向けに最適化されたSnapdragon 8 Elite for Galaxyを採用し、パワフルなパフォーマンスや自然でスマートなオンデバイスAI、より優れたカメラなどを実現している。
Galaxy AIやGoogle GeminiといったAI機能も大幅に進化し、自然言語を理解して日常的なやり取りができるようになっているという。状況を認識したうえで自律的な提案もできるようになっており、サムスンが「AIエージェント」と呼ぶほど賢くなっているようだ。
例えば、ギャラリーアプリで写真を検索するとき従来は単語を入力するのが一般的だったが、Galaxy S25シリーズでは「○○の写真を探して」といったように会話するように伝えるだけでOK。
また、サイドボタンの長押しにはGeminiの起動が割り当てられており、複数のアプリを横断した操作を指示できるという。「好きなスポーツチームのシーズン日程を検索してSamsungカレンダーに追加して」と伝えれば、ブラウザやカレンダーといった複数のアプリを経由する作業も一言で済んでしまうとのことだ。
「かこって検索」もアップグレードされ精度や速度が向上しているほか、メールアドレスやURLを素早く認識できるようになったのでワンタップで通話やメール、Webサイトへアクセスができる。
スペックに注目すると、Galaxy S24のメモリ容量が8GBだったのに対してGalaxy S25には12GBのメモリが搭載されており、Galaxy S25 Ultraを含む全機種・全バリエーションでチップセットとメモリ容量が横並びになった。
これにより「Ultraほどのサイズはいらないのに無印だとスペックが……」というジレンマが解消されたので、小型端末好きの方も安心してGalaxy S25を選ぶことができるはずだ。
Galaxy S25 Ultraは引き続きNoteシリーズのコンセプトを継承し、Sペンを内蔵する。ただし、今作のSペンはバッテリー非搭載・Bluetooth非対応となったことでカメラのリモートシャッターやエアアクションなどが使えなくなっている点に注意が必要だ。
Galaxy S25は背面に50MPの広角・12MPの超広角・10MPの望遠という構成のトリプルカメラを搭載し、Galaxy S25 Ultraは200MPの広角・50MPの超広角・10MPと50MPの望遠カメラという構成のクアッドカメラを搭載する。
Galaxy S25のカメラはGalaxy S24からほぼ変わっていないのに対して、Galaxy S25 Ultraは超広角カメラが12MPから50MP、F2.2からF1.9へと進化した。さらに、超広角カメラでの8K動画の撮影にも対応し幅広い表現を楽しめるようになっている。
シリーズ全体では新たに消しゴムマジックの音声バージョンとも言えるオーディオ消しゴムに対応した。動画内の特定の音を弱めたり不要なノイズを簡単に除去したりできるという。
ディスプレイはGalaxy S25が6.2インチ、Galaxy S25 Ultraが6.9インチ。両機種とも薄型・軽量を謳っており、Galaxy S25は前モデルと比較して約5g、Galaxy S25 Ultraは約15gの軽量化を実現している。
最後に、各モデルの価格をまとめてみたので以下の表をチェックしてみてほしい。
まずはGalaxy S25の販路ごとのバリエーションと価格だ。
販路 | ストレージ | 価格(税込) |
---|---|---|
Samsungオンラインショップ | 256GB | 129,000円 |
512GB | 147,000円 | |
ドコモ | 256GB | 未発表 |
512GB | 未発表 | |
au | 256GB | 135,800円 |
512GB | 155,800円 | |
ソフトバンク | 256GB | 129,888円 |
続いて、Galaxy S25 Ultraのバリエーションと価格が以下の表。
販路 | ストレージ | 価格(税込) |
---|---|---|
Samsungオンラインショップ | 256GB | 199,800円 |
512GB | 217,800円 | |
1TB | 253,800円 | |
ドコモ | 256GB | 未発表 |
512GB | 未発表 | |
1TB | 未発表 | |
au | 256GB | 234,800円 |
512GB | 249,800円 | |
1TB | 27,9800円 | |
ソフトバンク | 256GB | 215,568円 |
512GB | 243,360円 |
個人的にはSペンは必須なのでGalaxy S25 Ultraの最も安い直販モデルをねらっている。
ただし大画面やSペン、4眼カメラなどにこだわりがない場合は、大幅に安くほぼ同等のパフォーマンスを体験できるGalaxy S25の方がオススメだ。
ギャラリー
Samsung
Galaxy S25
出典:プレスリリース・Samsung Mobile Press
記事内画像は同リリースから抜粋