今年の9月にmotorolaから「motorola razr 50」が発売されたわけだが、早くも上位機種である「motorola razr 50 ultra」が2024年12月6日に販売される模様。今回の製品は価格が178,800円(税込)と高額なものの、相応のスペックに仕上がっている。とはいえそれよりも安く購入できるrazr 50も、未だ魅力的な選択肢と言えるだろう。そこで本記事ではrazr 50とrazr 50 ultraのスペックを比較していき、どちらを選ぶんだ方がいいか解説していく。
製品概要
motorola
ハイエンド折りたたみスマホ
motorola razr 50 ultra
ミッドナイトブルー
製品名:motorola razr 50 ultra
価格:158,800円(税込)
カラー:ミッドナイトブルー、ホットピンク(IIJmio限定カラー)
発売日:2024年12月6日
製品ページ:https://store.motorola.co.jp/category/RAZR/RAZR50ULTRA.html
razr 50 ultraの進化ポイント
プロセッサ性能が上がった
razr 50のプロセッサはMediaTek Dimensity 7300Xなのに対し、razr 50 ultraは「Snapdragon 8s Gen 3 Mobile Platform」を搭載。
ハイエンド並みの性能を持ち、明らかにrazr 50よりも処理性能は上がっている。AI処理もスムーズに行える性能とのことで、より快適に使えるようになったと言えるだろう。
望遠カメラを搭載
5,000万画素のメインカメラ、3,200万画素のインカメラを搭載しているところは変わらないが、razr 50にはなかった望遠レンズが使えるようになった。5000万画素の2倍光学ズームに対応し、遠くの被写体も綺麗に撮影可能だ。その代わり超広角レンズが非搭載になってしまったので、人によってはデメリットに感じるかもしれない。
とはいっても望遠レンズを搭載した折りたたみスマホは少ないので、こだわって撮影したい人にとってはメリットだろう。また、レンズ内光学式手ブレ補正や、高速オートフォーカスを可能にするPDAFなどの機能も搭載。
AIによる「適応型手振れ補正」や、被写体の動きに合わせて適切なシャッタースピードに自動調節できる「アクションショット」機能も使える。
アウトディスプレイが4,0インチへ
アウトディスプレイが3.6インチだったところ、4.0インチへと変更。razr折りたたみスマホ史上、最も大きいアウトディスプレイとのこと。それに伴い解像度が1,272 x 1,080に上がり、前モデルより見やすさと操作のしさすさが向上しているようだ。
さらにリフレッシュレートはメインディスプレイとアウトディスプレイ、共に最大165Hzという仕様へ。前モデルのアウトディスプレイは90Hzなので、明確に滑らかさの違いを体験できるはずだ。
急速充電スピードが上昇
前モデルの急速充電は30Wだったが、今作は45Wに進化。よりスムーズな充電ができるようになったのはメリットだ。
しかし前作のバッテリー容量は4,200mAhだったのが、今作は4,000mAhに下がってしまった。上がるどころか下がってしまったのは残念だが、急速充電が速くなったのでプラマイゼロといったところか。ちなみにワイヤレス充電の仕様は変わっていない。
razr 50 ultraはどんな人におすすめ?
処理性能やカメラ性能、アウトディスプレイの仕様に魅力を感じたなら、razr 50 ultraを選ぶのがおすすめだ。
大まかな変更点は本記事に記載した通りで、有機ELディスプレイを搭載し、本体素材がヴィーガンレザーであるところは変わらない。細かいスペックもほとんど同じのようだ。
ただし本体カラーはミッドナイトブルーとホットピンクの2色しかなく、ホットピンクはIIJmio限定のカラー。前モデルに比べるとカラーラインナップが乏しいため、デザインで選びたい人にとっては微妙なところ。
あくまで性能重視で選ぶならrazr 50 ultra、デザインやコスパで選ぶならrazr 50が妥当だろう。
ギャラリー
motorola
ハイエンド折りたたみスマホ
motorola razr 50 ultra
ミッドナイトブルー
出典:プレスリリース
記事内画像は同リリースから抜粋