ROG Phone 9 / 9 Proが発表！ポイントとなる要素は7つ

ASUSから最新ゲーミングスマートフォン「ROG Phone 9 / 9 Pro」の2モデルが台湾で発表された。今年の5月にROG Phone 8が国内発売されたばかりなので、早くも新モデルの詳細が明かされたことになる。今のところ国内の発売日は未定だが、近いうちに発売するのは間違いない。そこで本記事ではROG Phone 9と9 Proの詳細をまとめたので、気になっている方の参考になれば幸いだ。

製品概要

製品名：ROG Phone 9
カラー：ブラック、ホワイト
製品ページ：https://rog.asus.com/phones/rog-phone-9/

製品名：ROG Phone 9 Pro/Pro Edition
カラー：ブラック
製品ページ：https://rog.asus.com/phones/rog-phone-9-pro/

ROG Phone 9 / 9 Pro7つのポイント

現行最強のSoC「Snapdragon 8 Elite」搭載

最大4.3GHzのクロック数を誇るSnapdragon 8 Eliteを搭載。前モデルに搭載されていたSnapdragon 8 Gen 3よりもCPUが45%、NPUが40%、GPUが40％も高速化したとのこと。

また、ROG Phone 9はメモリとストレージが12GB（LPDDR5X ）/ 256GB（UFS4.0 ）、16GB / 512GBの2種類がある。ROG Phone 9 Proの場合は16GB/512GB（9 Pro Editionは24GB / 1TB）という構成だ。いずれもフラグシップ仕様の性能なので、ゲームプレイでストレスを感じることはほとんどないだろう。

さらに進化した冷却性能

高負荷のゲームをする際は、冷却性能が低いとパフォーマンスは安定しづらいものだ。しかしROG Phone 9シリーズはさまざまな高性能放熱材料を使用した「360°SoC Cooling System Gen 3」設計で熱対策も万全。加えて外付けクーラーの「AeroActive Cooler X Pro」も組み合わせれば、安定感抜群のパーフォーマンスを期待できそうだ。

185Hzの6.78インチLTPO AMOLEDディスプレイ

6.78インチのLTPO AMOLEDディスプレイを搭載しているのは前モデルから変わらないが、今作はなんとリフレッシュレート185Hzに対応。国内のスマートフォンでは未だ対応モデルがいないため、他に類を見ない性能と言える。

さらに応答性が高い720Hzタッチサンプリングレートや、2500nitsのピーク輝度を採用。屋外でも快適にゲームができるディスプレイだ。

背面でドットゲームを楽しめる

ROG Phone 9 Proは背面に684ドットのミニLEDを搭載したことで、古典的なピクセルゲームを遊べるようになった。LRタッチセンサーで操作できるようだ。このような機能を持ったスマートフォンは他に見ないので、とてもユニークと言える。ただしProじゃないROG Phone 9はピクセルゲームに対応していない。とはいえ背面のミニLEDでアニメーション表示ができる仕様は同じだ。

6軸ハイブリットシンバルのLYTTIA 700センサーへ進化

強力な手振れ補正を実現できる「6軸ハイブリッドジンバルスタビライザー4.0」を搭載。さらにメインカメラは5,000万画素のLYTTIA 700センサーにより、鮮明な撮影が可能だ。さらに1,300万画素の広角カメラの搭載に加え、ROG Phone 9では500万画素のマクロカメラ、9 Proでは3,200万画素の望遠カメラを搭載しているという違いがある。

バッテリーは5,800mAhで65W急速充電に対応

前モデルのバッテリーが5,500mAhだったが、今作は300mAhに増えた。急速充電が65Wのところは変わらず。またワイヤレス充電が15Ｗなところも同じ。あまり変化はないが、そもそもバッテリー容量は他のスマートフォンと比べたら段違いだ。正にゲーム用のスマートフォンとして相応しいスペックと言える。

ゲームが捗るAI機能を搭載

ROG Phone 9シリーズはAIによるゲーミング機能がさまざま。例えばガチャでレアキャラを引いたら自動的に録画してくれたり、ゲームプレイ中に不要なサウンドを除去してくれたりと、ROG Phone独自のAI機能を楽しめる。AIによる利便性の高さも実感しやすいだろう。

買うならどのモデルがいい？

多くの人は通常モデルで満足できると思うが、望遠カメラや背面ドットによるアニメーションを楽しみたいなら9 Proがおすすめだ。

さらに性能を求めるなら、メモリとストレージが24GB/1TBの9 Pro Editionモデルも視野に入る。ちなみに9 Pro Editionは外付けクーラーが同梱するため、最上級のパフォーマンスを体験できるだろう。

また日本版の販売価格は不明だが、海外版は最安価格でも日本円で15万円ほど。国内版の情報は今後発表されるはずなので、ROG公式SNSアカウントやホームページの情報をチェックしてみてほしい。

ギャラリー

出典：プレスリリース
記事内画像は同リリースから抜粋