安いワイヤレスヘッドホンは品質が不安になるが、個人的にオーディオメーカーの「EDIFIER」は信用に値すると思っている。なぜなら筆者はWH700NBというワイヤレスヘッドホンを使用しているがおり、約7,000円なのに音質と機能性のバランスが良く、コスパの高さを感じられるからだ。なにより装着感が良すぎて、ずっと着けていてもストレスを感じづらい。そんなWH700NBの後継機として「WH700NB Pro」が登場するらしい。どれくらい進化しているのか気になるので、その詳細をまとめていこう。
製品概要
EDIFIER
WH700NB Pro
ブラック
製品名:WH700NB Pro
価格:7,980円(税込)
カラー:ブラック、ホワイト、グレー
発売日:2024年11月14日
製品ページ:https://www.edifier.jp/products/wh700nb-pro?srsltid=AfmBOorYVeMFgOtK0U1M4w-DogM2rXJGPgv6dwn_puofwruX_zPeCnUf&variant=50798001586494
ノイズキャンセリング性能が向上!より柔軟に使用可能
前モデルのノイズキャンセリングは一般的なANC(アクティブノイズキャンセリング)だったのに対し、今作はハイブリッドANCへ進化。
-43dBのノイズカットができるほか、風切り低減や中ノイズキャンセリングモードに対応している。前モデルはノイズキャンセリングモードしか選択できなかったので、ニーズに合わせたモード選択ができるようになったのはメリットだ。
Bluetoothバージョン、コーデック、有線接続の出力が変わった
Bluetoothバージョンが5.3から5.4へバージョンアップし、より接続性が向上。それだけでなくAACコーデックにも対応したので、SBCよりも高音質&低遅延な音楽鑑賞が可能だ。
今作はHi-Res Audio認証を取得しているようだが、どうやらコレは有線接続時に24-bit/96kHzの音源を再生できるようになったからだろう。ワイヤレスでもハイレゾ音源を再生できる「LDAC」に対応したわけではないので、それを求めていた人は残念に思うかもしれない。
また、前作は0.08秒のゲームモードを搭載していたが、今回は0.06秒(60ms)に縮んだ。ちなみにドライバーは引き続き40mmダイナミックドライバーを採用しているので、あまり変化はないのだろうか…
とはいえAACコーデックによって音質と接続性が向上し、有線接続ではハイレゾ音源の再生もできる。音質面での進化は期待できるだろう。
再生時間は少なくなったが、充電速度が向上
前作はANCオフで約68時間、ANCオンで約45時間の再生ができた。しかし今作はANCオフで約56時間、ANCオンで約35時間と、バッテリー持ちが少し下がっている。その代わりフル充電にかかる時間が約2時間から約1.5時間へと短縮されたようだ。こまめに充電するなら、充電速度が短いに越したことはない。
再生時間が短くなったとは言えど、そもそも1日以上保ってくれるなら十分と言える。
11月14日から18日の間なら20%OFFで購入可能
総じて地味な進化に思えるが、価格は7,980円(税込)と、前モデルから1,000円しか値上がりしていない。この価格差なら、WH700NB Proを選ぶのが正解だろう。 さらに2024年11月14日から11月18日の間、ERIFIER公式ストア、Amazon、楽天で20%OFFのセールを実施中だ。期間内なら7,980円(税込)で買えるため、非常にお得と言える。
1万円以下のワイヤレスヘッドホンで高いコスパを求めている人は、ぜひ検討してみてはいかがだろうか。
ギャラリー
EDIFIER
WH700NB Pro
ブラック
出典:プレスリリース
記事内画像は同リリースから抜粋