テレワークやハイブリッドワークの普及により、オフィスに限らず様々な場所でデスクワークをするようになった昨今。筆者も仕事柄、カフェやレンタルスペース、スタジオなど定位置以外で業務を進める瞬間も多い。最低限ノートPC一つあれば仕事になるのだから、便利な世の中(職業)になったと言えるだろう。
しかし、あくまでもコレは最低限の話。筆者自身の最高効率を求めるのであれば、モバイルモニターは必須と言っても良く、なんならノートPCの画面+もう2画面は欲しい所だ。
今回はそんな「外出先でもマルチ画面環境が欲しい」という方にオススメの、デュアルモバイルモニターをご紹介したい。JAPANNEXTの「JN-DMD-i156F」は2024年11月15日に予約開始され、価格は44,980円(税込)だ。
製品概要
JAPANNEXT
デュアルモバイルモニター
JN-DMD-i156F
製品名:JN-DMD-i156F
価格:44,980円(税込)
予約開始日:2024年11月15日
製品ページ:https://jp.japannext.com/products/jn-dmd-i156f/
15.6型フルHDが2枚、USB Type-C 1本で接続可能な「JN-DMD-i156F」
筆者自身、普段出先で作業を行う際にはiPadをモバイルモニター代わりにしているのだが、ワイヤレスで使えるメリットがある反面、画面サイズや+1枚までしか接続できないのがネックだった。もちろん追加で別のモバイルモニターなどを用意すれば、モバイルモニター+iPadで計2枚の増勢が可能になるものの、あまりスマートな解決手段とは言えない。それならばいっそ初めから2画面搭載したデュアルモバイルモニターを使うべきだろう。
JAPANNEXT「JN-DMD-i156F」最大の特徴は、先ほどから何度も言及している通り、上下2画面を備えたデュアルモバイルモニターという点だ。15.6型フルHDのIPSパネルを2枚搭載しており、PCとはUSB Type-Cケーブル1本で接続が可能。加えて2枚のパネルをそれぞれ認識させ2画面として使うことも、大きな1枚の画面として使うこともできる面白い仕様だ(Windowsのみ)。
また個人的には上下2画面、という形状もポイントの一つ。
というのも、実際にカフェなどで作業している方にはイメージしやすいと思うのだが、カフェの机は意外と狭い。ノートPCと注文したドリンクを置いてもう1画面となると結構ギリギリの配置になるはずで、横に2画面配置の形状ではまず間違いなく机からはみ出してしまう事だろう…。縦方向に画面を積むのは、間違いなく現実的な利用方法に即したアプローチと言える。
さらに実際に使うかは別として、2つの画面を外側に向けて立てるいわゆる「テントモード」も利用可能。思い当たる用途としては、例えばランチミーティングなど1対1ないしは2対2くらいまでの打ち合わせで資料投影に使用するパターンや、ゲーム機と接続し2人で格闘ゲームなどをプレイするシーンだろか。用途にさえハマれば便利な機能かもしれない。
1点気になるのは本体の厚さで、スペックシート上はなんと217mmとなっている。これは素直に受け取ると21cmほどの厚みになってしまうため、小数点が脱落してしまっている可能性が高そうだ。(仮に小数点が入って21.7mmだとすれば、ほぼノートPCの厚みになるため辻褄が合う。)約1.4kgの本体重量と合わせ、十分実用的なサイズ・重量感と言えるだろう。
外出先でも3画面マルチ環境を整えたい方は、JAPANNEXTの「JN-DMD-i156F」を検討してみてはいかがだろうか。
ギャラリー
JAPANNEXT
デュアルモバイルモニター
JN-DMD-i156F