サードウェーブのゲーミングPCブランド「GALLERIA」が、9月26日から29日まで千葉・幕張メッセで開催されている「東京ゲームショウ2024」にてブース出展を行なっている。
ブース内ではさまざまなゲストを招いたトークショーやクリエイターによる実演、ゲーミングマシンの展示などが行われている。
また、タッチ&トライコーナーではGALLERIAブランドのゲーミングデスクトップPCやゲーミングノートPCを使用して最新ゲームの試遊ができるほか、最新のPCや技術なども展示されていたので紹介しよう。
ブース概要
日経BP
東京ゲームショウ2024
ブース名:GALLERIA
ブース番号:03-C01
様々な人気ゲーム試遊
GALLERIAブースでは、最新の人気ゲームを同社のさまざまなマシンを利用して試遊できる。ブース内はもちろん、通路に面しているエリアにも大量に試遊用のゲーミングマシンが並んでいるので、気軽にフラッと立ち寄ってプレイ可能だ。
以下では、試遊できるタイトルとマシンの一部を紹介する。
配信者向けノートPCと冷却用新素材
GALLERIAブースのなかで個人的に一番気になったのが、「配信者向けノートPC」として展示されていた2画面のマシン。
ノートPCながら画面が上下に配置されており、1台分のスペースでデュアルモニター環境を実現している。
さらに、上部の画面に搭載されたカメラが正面に移った人物の動きを認識し、下の画面に映っているアバターがその動きを正確かつスムーズにトレースしていた。この「配信者向けノートPC」があれば、最小限の機材で簡単にVtuberとしてデビューできそうだ。
ライトを取り付けて顔を明るく照らせることや目線に近い高さにカメラが配置されていることから、ビデオ通話にも適しているのではないかと考えられる。
また、冷却用新素材を活用した新型のCPU冷却ファンも展示されていた。
独自技術かつ試作段階のため仕組みの詳細はわからないものの、従来のファンよりも冷却効率が向上することでパフォーマンスのアップやケースの小型化などさまざまなメリットに期待できるという。
ビジネス向けAI PCの展示も
ド派手なゲーミングデバイスの展示が多いなか、シンプルゆえに逆に目立っていたのがAI機能を重視したビジネス向けノートPCだ。
ブースの一角に展示されていたのは、インテルCore Ultra 7 155Hを搭載する「raytrek R6-MT」とCore Ultra 5 226Vを搭載する「THIRDWAVE F-14LN5LA」。「raytrek R6-MT」は今年7月、「THIRDWAVE F-14LN5LA」は9月24日に発売されたばかりのノートPCだ。
「raytrek R6-MT」のディスプレイサイズは16インチで、解像度はWQXGA(2,560×1,600)。240Hz駆動にも対応しているほかGeForce RTX 4060 Laptop GPUも搭載しているので、ビジネス向けモデルではあるもののゲームにも十分使えそうなスペックとなっている。
展示機では、織田信長を再現したAIとチャットができるというユニークなAIが実演されていた。
「THIRDWAVE F-14LN5LA」は一回り小さい14型のディスプレイを採用しているので、モバイルマシンとしても使えるだろう。
グラフィックはCPU内蔵タイプのため、よりビジネスライクな使い方に適していそうだ。
その他の展示マシンやステージなど
GALLERIAブースでは、一般向け・ビジネス向けのマシンのほか、より本格的な業務にも耐えうるパワフルなワークステーションや人気Vtuberグループの「ぶいすぽっ!」とコラボしたゲーミングPCとその関連グッズなども展示されている。
また、筆者がブースを訪れたときは残念ながら空だったものの、イベント用のステージも用意されている。タイミングがあえば豪華ゲストとのトークセッションやクリエイターによる即興リミックス、ライブドローイングショーなどを観覧可能だ。
人気VTuberグループ『あおぎり高校』の動画が流れるタイミングもあるので、興味のある方はぜひチェックを。
TGS2024は2024年9月26日から2024年9月29日まで幕張メッセで開催中だ。
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