モトローラーから3.6インチ大型アウトディスプレイ搭載の折りたたみスマートフォン「motorola razr 50」が登場!9月27日発売で価格は135,800円

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昨今は似たようなデザインと機能性のスマートフォンが増えており、ユーザー側もそろそろ「普通」ではなく「斬新」な製品を求めているのではないだろうか。珍しいスマートフォンの代表的な例として折りたたみスマートフォンが挙がると思うが、いかんせん種類が少ない。主流なメーカーと言えばSamsungかGoogleくらいしか見当たらない上に、高価格のため手を出しづらい。そんな中、モトローラから新作の折りたたみスマートフォン「motorola razr 50」が登場する。2024年9月27日発売で価格は135,800円(税込)だ。

製品概要

製品名:motorola razr 50
価格:135,800円(税込)
カラー:スプリッツオレンジ、ビーチサンド、コアラグレー
発売日:2024年9月27日
製品ページ:https://www.motorola.co.jp/smartphone-motorola-razr-50/p

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motorola razr 50

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motorora razr 40より正当進化した折りたたみスマートフォン

今回発売するmotorola razr 50は前モデルmotorola razr 40の後継機に当たるため、スペック的にどんな進化があるのか解説していく。

まず大きな変更点としては、アウトディスプレイが1.5インチから3.6インチへと大型化したことだ。

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razr 40のアウトディスプレイは小さすぎて、通知の確認やメディアコントロールくらいしか使いどころがなかった。しかしrazr 50は3.6インチになったことにより、スマホを閉じたままでもある程度の操作が可能に。例えばビデオ通話や各種アプリの操作までできるようになり、格段に使い勝手が向上した。Google MapやSpotifyはもちろん、一部ゲームも起動できるとのこと。どこまで対応しているか分からないが、だいたいのアプリをアウトディスプレイで操作できるはずだ。

さらにアウトディスプレイは有機EL(pOLED)かつ90Hzのリフレッシュレートに対応し、一般的なスマートフォンのディスプレイに劣らない品質で操作可能。ピーク輝度も1000nitから1700nitへ進化しているため、野外でも画面が見やすくなっただろう。

また、メインディスプレイに関してはリフレッシュレートが120Hzから144Hzへ、ピーク輝度も1400nitから2000nitへ進化したが、それ以外は特に目新しい変更点はなさそうだ。

本体デザインは背面にヴィーガンレザーを採用しているところは変わらず。しかし地味に大きな変更点として、防水性能がIP52からIPX8へと進化。メーカーのテストによれば水深1.5m地点で30分水没させても耐えられるほど耐久性が高いという。お風呂場で使いたい人でも安心して使えるだろう。とはいえ防塵には対応しなくなったが、砂場で使わないならそこまで影響はないはずだ。

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バッテリー性能の4,200mAhと30W急速充電という仕様は変わらないが、ワイヤレス充電の出力が5Wから15Wに変更。対応しているワイヤレス充電器を使えば、実用的な速度で充電できるだろう。

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パフォーマンスに関しては、ストレージが256GBから512GBへ(キャリア版は256GB)、メモリは8GBから12GBへ(キャリア版は8GB)進化。CPUはMediaTek Dimensity 7300Xを採用し、2.5GHz x 4+ 2.0GHz x 4のオクタコア構成だ。前モデルの Snapdragon 7 Gen 1より大幅に進化したわけではないが、普段使いでストレスを感じるような性能ではないだろう。

また、カメラ性能はスペックだけ見るとあまり違いを感じられない。前モデルの画素数が約6,400万画素だったところ、今作はなぜか約5,000万画素に下がっている。とはいっても今作はmoto aiというAI対応カメラを採用している。

例えば、動きながらでも手振れを抑えてなめらかな動画を撮影できるとのこと。カメラを360°回転させても水平を維持できる水平ロック機能も利用可能。静止画の撮影においては前モデルからの違いを感じづらいかもしれないが、動画撮影ではAI機能の恩恵を感じられるはずだ。

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安く購入するならIIJmioかソフトバンクがおすすめ

ここまでスペックをまとめて思ったのは、定価で購入するのは少しコスパが悪いということ。本体価格が135,800円(税込)なら、あと2万円追加して159,700円(税込)のGalaxy Z Flip 6を検討したくなる。Z Flip 6の方が処理性能もカメラ性能も高いため、満足度は高いだろう。

だがZ Flip 6と異なり、razr 50は安く購入できるルートがいくつかある。まずIIJmioでMNP(他社から乗り換え)をすれば、割引価格として89,800円で購入可能。一括払いと24回払いの選択肢から選べるため、普通に購入したい人はIIJmioがおすすめだ。

もしくは、ソフトバンクなら「新トクするサポート」というオプションを選択すれば、総額36円で利用できる。簡単に言うと、13回目の支払い時に端末を返却すれば、毎月3円を支払うだけでrazr 50を使えるという。ただし別途で「早トクオプション」の利用料として19,800円を支払うので、実質19,836円の費用になる。1年毎にスマホを買い替える人なら、返却式の方が都合はいいかもしれない。

いずれにせよ前モデルよりアウトディスプレイが大型化し、より折りたたみスマホらしく使えるようになったのは大きなメリットだ。各種サイトから割引価格で購入すれば悪くないコスパだと言える。また、購入から1年以内なら「ディスプレイ破損1回無料サポート」という特典も付く。これから折りたたみスマートフォンを使ってみたいという人にもおすすめできる機種だ。

ギャラリー

出典:プレスリリース
記事内画像は同リリースから抜粋

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edit by onesuite編集部

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