出典:プレスリリース
記事内画像は同リリースから抜粋
世界中で人気の格闘ゲーム「ストリートファイター6」。今年の7月には格闘ゲームトーナメント「EVO2024」が開催された影響もあり、勢いが留まることを知らない。かくいう筆者もストリートファイター6をプレイしているが、最近使い始めたレバーレスアーケードコントローラーの操作が難しすぎて悪戦苦闘している。他のコントローラーに手を出そうかと悩んでいた矢先、HORIから高コスパのアーケードコントローラー「リアルアーケードPro.V HAYABUSA for Windows PC」と「ファイティングスティック mini for Windows PC」が登場。それぞれ見どころを紹介しようと思う。
HORI
アーケードコントローラー
リアルアーケードPro.V HAYABUSA for Windows® PC
HORI製アーケードコントローラーのWindows版が登場
まず「リアルアーケードPro.V HAYABUSA for Windows PC」から紹介していく。
本製品は既に販売中の「リアルアーケードPro.V HAYABUSA」のPC版となっており、DirectinputとXinputの両方に対応している。「リアルアーケードPro.V HAYABUSA」はDirectinputに対応していなかったので、本製品は様々なゲームで使用できるのが最大の特徴だ。
それだけでなく従来の製品と比べ、ポーリングレートが約4倍の応答速度になり、より低遅延かつ正確なゲーム操作ができるようになった。
そしてHORIが独自開発した「Vカットハウジングカム構造」により、滑らかなスティック入力を実現した。なおかつスティックを動かすときの摩擦が減り、より耐久性も上がったとのこと。
さらにボタンは従来の厚みから約1.4mm減少し、ストロークを約0.3mmに短縮と、素早い入力が可能だ。
プレイ中の誤動作を防止するために各種設定ボタンは側面に配置したり、表面に配置されているSTARTボタンを無効にできたりと、ストレスなくプレイできるボタン設計も魅力だ。
また連射やボタン割り当て、スティックレバーを十字キーや左スティックとして切り替える機能など、実用性にも富んでいる。これで価格が15,980円(税込)なら、なかなかお手頃なのではないだろうか。
しかしもっと気軽に使ってみたいと思う方は、「ファイティングスティックmini for Windows PC」もおすすめだ。
なぜなら「リアルアーケードPro.V HAYABUSA for Windows PC」より小型な、約3分の1の大きさなので、省スペースで使いやすい。自宅で気軽にアーケード感覚を楽しめるのが特徴だ。
本体が小さいといっても、スティックレバーの構造がHORIオリジナル製なところは同じため、快適なスティック操作ができるだろう。
しかし本体がコンパクトゆえにボタンも小さいので、実際に使ってみたら合わないと感じる可能性もあるかもしれない。とはいえ価格は5,980円(税込)という安さだ。気軽にアーケード感覚を体験してみたい方に向いているだろう。
注意点として「ファイティングスティックmini for Windows PC」はXInputしか対応しておらず、DirectInputには非対応だ。
ライトに格闘ゲームを楽しみたいなら「ファイティングスティックmini for Windows PC」がおすすめだが、もっと上達して今後も格闘ゲームを続けていきたいなら「リアルアーケードPro.V HAYABUSA for Windows PC」も捨てがたい。
アーケードコントローラーならストリートファイター6に限らず他の格闘ゲームでも使えるので、汎用性は高いと言える。本格的な機能を備えつつ価格がお手頃なアーケードコントローラーを求めている方は、ぜひ検討してみてはいかがだろうか。
HORI
アーケードコントローラー
リアルアーケードPro.V HAYABUSA for Windows® PC
製品概要
製品名:リアルアーケードPro.V HAYABUSA for Windows PC
ファイティングスティック mini for Windows PC
価格:15,980円(税込)
5,980円(税込)
カラー:ブラック
発売日:2024年7月18日
製品ページ:https://hori.jp/products/hpc/hpc-064/
https://hori.jp/products/hpc/hpc-063/