出典:プレスリリース
記事内画像は同リリースから抜粋
最近、筆者自身も体験し「なるほど」と感じたばかりなのだが、テザー撮影は人物や物撮りといったスタジオなどで撮影する際にとても便利な撮影手法だ。撮った写真をすぐにPCモニターで確認できるため色味やフォーカス位置、構図の確認などが行いやすく、「もう取材以外の記事用写真は全部これで撮ろう…」と感じたくらいには画期的な手法だった。
しかし、こうなると気になるのはカメラとPCのポジショニングである。近年ではWi-Fi経由などでも可能になりつつあるものの、やはり動作の安定性や速度などは有線接続に一歩劣る。となれば必然PCはカメラの近くに置くことになるのだが、机を置いてしまうと邪魔になり椅子に置けば低すぎる…どうにかならないものか。
というワケで今回は、そんな筆者の悩みを一発で解決してくれそうなアイテム、レオフォトの「ノートPC用カスタムトレイ LCH-3シリーズ」についてご紹介しようと思う。2024年8月5日に発売され、希望小売価格はトレイ本体が33,000円(税込)。
レオフォトジャパン
LCH-3シリーズ
ノートPC用カスタムトレイ LCH-3シリーズ
「ノートPC用カスタムトレイ LCH-3シリーズ」で三脚や照明スタンドをノートPC用テーブルに
では机に置かないならPCをどこに設置すべきか。理想を挙げるなら「机よりスペースを使わず高さも自由に変えられて、かつ安定感がある物。」そう、三脚や照明スタンドをPC用のテーブルにしてしまえばいい。
恐らくそんな発想で開発されたのが、この「ノートPC用カスタムトレイ LCH-3シリーズ」だ。
本体となる「LCH-3ノートPC用カスタムトレイ」は、5mmのアルミ合金からCNC加工によって作成されており、剛性も十分。編集作業につかうハイスペックなPCを載せたとしても、曲がってしまったり歪んでしまう心配も無さそうだ。加えてトレイにはノートPCの落下を防ぐ滑り止めパーツと無数の穴が設けられており、ケーブルを通したりその他の撮影アクセサリーを固定したりと応用も効きそう。通気性も良さそうなため、素材のアルミと相まってPCの熱暴走すら防いでくれそうだ。
また三脚や照明スタンドと接続するマウント部は、アルカスイス規格、1/4インチネジ、3/8インチネジ、スピゴットでの取り付けに対応。そのため、国内で流通しているほぼすべての三脚や照明スタンドに対応すると言っても過言ではないだろう。もちろんブームアームなども組み合わせることができるので、よりフレキシブルな配置にトライしても面白いかもしれない。
ただし一点注意して欲しいのは、かなりがっしりとした作りのためか本体重量がトレイだけで1,930g、約2㎏近くあることだ。PCを載せれば当然その分も加算されるため、安全のためにも三脚やスタンド類の耐荷重にだけは重々注意していただきたい。
その他別売アクセサリーとして、マウス置き場用の小さなトレイ「LCH-3-1カスタムトレイ用マウステーブル」と、飲み物などを置くのに適した「LCH-3-2カスタムトレイ用カップホルダー」も用意されている。ちなみにこの二つが初めからトレイ本体とセットになった「LCH-3KIT ノートPC用カスタムトレイキット」というモデルもあるため、両方とも欲しい方は初めからこちらを購入すると良いだろう。
スタジオや自宅での撮影時、PCの置き場を探していた方はレオフォトの「ノートPC用カスタムトレイ LCH-3シリーズ」で解決してみてはいかがだろうか。
製品概要
製品名:LCH-3S ノートPC用カスタムトレイ
希望小売価格:33,000円(税込)
幅:460mm
奥行:310mm
厚さ(PC固定ネジを除く):55mm
重量:約1,930g
製品名:LCH-3-1カスタムトレイ用マウステーブル
希望小売価格:10,560円(税込)
幅:200mm(デスク部のみ)、320mm(突起部含む)
奥行:150mm
重量:約400g
製品名:LCH-3-2 カスタムトレイ用カップホルダー
希望小売価格:10,560円(税込)
幅:155mm
奥行:110mm
厚さ:63mm
重量:230g
製品名:LCH-3KIT ノートPC用カスタムトレイキット
希望小売価格:46,200円(税込)
重量:2,560g
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LCH-3シリーズ
ノートPC用カスタムトレイ LCH-3シリーズ