出典：プレスリリース
記事内画像は同リリースから抜粋
Zenfoneと言えば、前作「Zenfone 10」は手のひらに収まるサイズ感として、ミニマムが好きなユーザーから人気を博していた。筆者が初めて使ったZenfoneシリーズは8だったので、勝手ながら「Zenfoneはコンパクトなスマホ」というイメージがある。しかしZenfoneの新作スマートフォン「Zenfone 11 Ultra」は前作とは打って変わり大型サイズへとモデルチェンジした。そしてついに国内向けモデルが7月5日より販売開始。価格は139,800円（税込）から。
楽天AI機能を搭載した現行最高峰のフラグシップモデル
まずは「Zenfone 11 Ultra」の目玉機能であるAI機能を紹介しよう。AI機能は複数搭載されており、リアルタイムで通話を翻訳するAI通話翻訳、音声データから文字起こしできるAI文字起こしなど便利な機能が利用できる。他にも通話時に周囲のノイズを除去するAIノイズキャンセリングや、AIに質問して探したい画像を素早く表示してくれる画像検索機能も。ユーザー体験を上げてくれそうな機能が盛りだくさんなので、Zenfone 11 Ultraはユーザーに寄り添ったスマホと言える。
そしてAI機能はプロセッサやカメラにも作用してくれるようだ。プロセッサには現行で最高クラスの性能を誇るSnapdragon 8 Gen 3を搭載。AIによる演算も加わり、要求スペックの高いゲームも軽々と動かせるとのこと。またメモリは最大16GB（LPDDR5X）でストレージは最大512GB（UFS4.0）と、フラグシップモデルとして申し分ない性能だ。 続いてカメラ性能について、SONY製IMX890を搭載した約5,000万画素の広角カメラを搭載。さらに「6軸ハイブリッドジンバルスタビライザー3.0」により強力な手振れ補正を実現し、カメラ初心者でも安定した撮影が可能となるだろう。3,200万画素の3倍望遠カメラや1,300万画素の超広角カメラも搭載と、カメラ周りも充実しているようだ。
そして本体デザインが前モデルのZenfone 10とは違って大型サイズになり、画面は5.9インチAMOLEDディスプレイから6.78インチLTPO AMOLEDへと進化。画面占有率94％も相まって大迫力かつ美しい映像を楽しめるだろう。リフレッシュレートは前作から変わらず最大144Hzのままだが、今作のディスプレイはLTPO技術による可変リフレッシュレートに対応する。用途によってリフレッシュレートを自動最適化してくれるので、消費電力の削減に貢献してくれそうだ。
また重量も172gから225gまで増えたので、コンパクトサイズとは言えなくなった。とはいえ本体サイズが大きくなったことにより、バッテリー容量が4,300mAhから5,500mAhへと増えたのは嬉しいポイント。Zenfone 10はコンパクトゆえにバッテリー持ちが課題となっていたので、Zenfone 11 Ultraはバッテリー不足に悩まされることはなさそうだ。さらに前作が最大30Wの急速充電だったのに対して最大65Wまで進化したことにより、よりバッテリー管理が快適になるだろう。それだけでなく最大15Wのワイヤレス充電にも対応しており、多様な充電方法を利用できる。
国内モデルとして販売されたZenfone 11 Ultraだが、複数のモデルが展開されているので注意してほしい。といっても大まかに分けて2つ、ストレージが256GBでメモリは12GB、ストレージが512GBでメモリは16GBのモデルがあるだけだ。前者の価格は139,800円（税込）で、後者は159,800円（税込）という価格差になる。積極的にゲームをするユーザーならメモリ16GBモデルの方が快適に遊べるだろう。
いずれにせよ高価なモデルだが、トレンドであるAI機能や最高峰のプロセッサなど、期待できる要素も多い。それに公式ストアで2024年8月31日までに購入すれば、純正ケースが貰えたり専用アクセサリが15％OFFになったりと、さまざまな特典もある。気になっている方は、この機会にZenfone 11 Ultraを検討してみてはいかがだろうか。
製品概要
製品名：Zenfone 11 Ultra
価格：139,800円、159,800円（共に税込）
カラー：デザートサンド、エターナルブラック、ミスティグレー、スカイラインブルー
発売日：2024年7月5日
製品ページ：https://www.asus.com/jp/mobile-handhelds/phones/zenfone/zenfone-11-ultra/