SIGMAのフルサイズ向け標準ズームがモデルチェンジ!「SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN II | Art」が5月30日より発売。

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出典:プレスリリース
記事内画像は同リリースより引用

カメラが好きな方であれば、一度は大三元レンズという呼び名を聴いたことがあるだろう。コレは主に広角・標準・望遠という、それぞれの範囲をカバーするF2.8の明るさを持つズームレンズを総称した表現で、レンズ交換式のカメラを始めたばかりの方にとっては憧れのような存在だ。

今回はそんな大三元の一角、標準レンズに該当する製品の一つである「SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN II | Art」の発売が決定したため情報をお届けしよう。発売日は2024年5月30日を予定しており、価格は公式オンラインショップにて198,000円(税込)

SIGMA

Artライン

SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN II | Art

Lマウント

描写力、機能性、携行性。従来モデルからすべてが進化した「SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN II | Art」

今回発売する「SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN II | Art」は、SIGMAがこれまで販売していたSIGMA 24-70mm F2.8 DG DN | Artの後継に当たるモデル。Artラインらしい光学・描写性能をさらに高めているらしく、ズーム全域で解像力を向上し絞り開放から画面全体で、高画素カメラにも対応するほどの高いシャープネスを備えているという。

sigma_24-70F28DGDNII_Art_サンプル画像

加えて機能性の面でも向上しており、絞りリングの追加や、AFアクチュエータをHLAへ一新した高速AF防塵防滴構造撥水防汚コートによる耐候性、ズームロックスイッチなど充実。プロの写真家や映像クリエイターがどんな場所、どんなシチュエーションにおいても活躍できるよう配慮されている。筆者個人としては絞りリングの追加が嬉しいポイントで、特に写真を撮る際にカメラ側で操作を行う必要がなくなるため、より直感的な操作が可能になる。明るさや被写界深度の調整など頻繁に触るため、嬉しい方も多いのではないだろうか。

防塵・防滴に配慮した構造となっており、防水構造ではない点に注意。

sigma_24-70F28DGDNII_Art_ビルドクオリティ

またもう一つ多くの方が歓迎するであろう要素として、前モデルと比べコンパクトになっている点にも注目したい。上記のように機能面を充実させながらも、体積比約7%、重量比約10%の小型軽量化を果たしており、最大の懸念でもあった大きさや重量による扱いにくさが軽減されているのだ。質量は約745gのため体感として軽いレンズとは言い難いものの、F2.8通しの標準レンズとしては軽量な部類に入り、SonyやLUMIXが販売するものと比べてもかなり軽い。

数値はLマウント用のもの。

一点残念な点としては価格が大きく上がってしまったことだが、それでもカメラメーカーが販売する同クラスのレンズと比べれば安く、むしろこれまでが安すぎたとみるべきだろう。

標準ズームという頻繁に利用する焦点域だからこそ、すべてが進化した「SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN II | Art」を選んでみてはいかがだろうか。

製品概要

製品名:SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN II | Art
レンズマウント:Lマウント用 / ソニー Eマウント用
公式オンラインショップ価格:198,000円(税込)
製品ページ:https://www.sigma-global.com/jp/lenses/a024_24_70_28_ii/

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Lマウント

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