全てのアクティビティに!OpenSwim Proが25,880円で新登場|Shokzの骨伝導スポーツイヤホン

「OpenSwim Pro」装着イメージ

骨伝導イヤホンで有名なShokzが耳を塞がない”オープンイヤー”に対して骨伝導以外のアプローチを取っているのは、イヤホンに関心の高い人なら周知の事実だろう。
とはいえ、やはりShokzと言えば骨伝導イヤホン。OpenRunをはじめとし用途に沿ったラインアップが展開されているが、個人的にどうしても馴染みがなかったのが完全防水型水泳用骨伝導イヤホンの「OpenSwim」だ。
水泳をする習慣がないというのが大きいのだが、昨日Shokzから発表された新モデルが、水泳だけでなくランニングや陸上の他アクティビティにも向いた性能をしていたため、紹介していこうと思う。

改めて、今回紹介するのはShokzの骨伝導スポーツイヤホン「OpenSwim Pro」。5/10より発売開始、価格は25,880円(税込)。既存モデルの「OpenSwim」が進化した性能となっており、今後は「OpenSwim」に置き換わっていくとのこと。

SwimだけどSwim以外にも対応”な、その性能を紹介していこう。

Shokz

水泳用骨伝導イヤホン

OpenFit Air

目次

スポーツやアクティビティに向いた骨伝導イヤホン「OpenSwim Pro」

ご存知の方にはいまさらの解説となってしまうが、ランニングやサイクリングを始めとした外でのスポーツ・アクティビティでは、カナル型イヤホンのような環境音が聴こえ辛いアイテムはあまりおすすめできない。例えば、後ろから車が接近していることに音無しで気付ける人はなかなか居ないだろう。
そういった用途に向けて多く展開されているのが、オープンイヤー型イヤホンや骨伝導イヤホンである。

もともとShokzというメーカーはAftershokzという名で、骨伝導イヤホンのパイオニア的存在として人気を博していた。今回はその中でも防水設計が施された骨伝導イヤホンという立ち位置になる。

「OpenSwim Pro」は陸上でも使用可能な骨伝導スポーツ用イヤホン

冒頭でも紹介したように既存モデルの「OpenSwim」が進化した性能をしており、大きな違いとしては

  • Bluetoothモードの追加
  • 内部ストレージが8倍に増加(MP3モード用)
  • ノイズキャンセリングマイク搭載
  • 急速充電に対応

という形だ。

「OpenSwim Pro」と「OpenSwim」の比較

様々なシチュエーションにフィットする「OpenSwim Pro」のボディ性能

まずは「OpenSwim Pro」のボディ性能として、形状から触れていこう。そもそもだが、スポーツ用ということもあり、激しい動きをしても安定したフィット感を実現している。
先端は芯がありつつも柔軟に曲がるイヤーフックを備え、それをニッケルチタン合金のヘッドバンドで繋げる形状をしており、全体的にはスリムな形状だ。水泳用ということもありスイムゴーグルやスイムキャップの上から装着しても問題なく、その他アクティビティとしてヘルメットなどのヘッドギアにも対応しているのが特徴。

「OpenSwim」からの変更点として、正面部分左耳側に新しい物理ボタンが追加されている。もともとはスマートフォンとの接続を必要としないモデルだったのだが、「OpenSwim Pro」はBluetoothモードの追加により、汎用的なボタンが必要になった形だ。押し込むというよりかはタップで反応する仕様で、もちろん水中でもしっかりと反応をする。

IP68防塵防水で水中でも2時間使用可能な防水性

「OpenSwim Pro」はIP68防塵防水を誇っており、IPXXで示される等級としては最も優れたランクに位置する。そのため水中だけでなく、砂埃が舞うような環境でも粉塵が内部に入らない耐久性を備える。水泳用モデルなのだからあたり前だろと思うかもしれないが、マイクまで防水だというから驚きだ。
カタログスペックとしては変更がないものの、水中だけに留まらず、様々なシチュエーションに対応した性能だということがわかるだろう。

水中の「OpenSwim Pro」
発表会会場でも本物の水に沈められた「OpenSwim Pro」が展示されていた。

さらに増えた再生時間、最大9時間のリスニングが可能に

「OpenSwim」よりさらに長持ちするようになり、Bluetoothモードでは最大9時間の連続音楽再生が可能になった。MP3モードでは最大6時間と少し短くなったものの、進化した点として急速充電にも対応する。約10分間の充電で、最大3時間の音楽再生とのことなので、長時間のロードワークでも十分に対応できるだろう。

「OpenSwim Pro」は最大9時間のリスニングが可能に

Bluetoothモードの追加で陸上でも音楽が楽しめる「OpenSwim Pro」

水泳だけでなく地上のアクティビティにも対応したと言える最大の進化が、Bluetoothモードの追加だろう。
どういうこと?という「OpenSwim」シリーズ初心者の方に解説しておくと、従来モデルの「OpenSwim」は水中の使用が目的だったため、スマートフォンとは接続できず本体の内部ストレージに音源を入れておく形式だったのだ。(要は懐かしきMP3プレイヤー状態)「OpenSwim」ではそのモードをMP3モードと呼んでおり、今回はプラスしてスマートフォンとBluetoothで接続するBluetoothモードが追加された。イメージとしては一般的なワイヤレスイヤホンと同じで、ワイヤレスに音楽を流せるだけでなく、通話は通知に気付くこともできるようになった形。

確かに従来モデルの「OpenSwim」でも地上で使おうと思えば使えたのだが、日常のランニングなどで電話や通知に気付き辛いのがネックになっていた。その点、「OpenSwim Pro」であればデバイスだけでモードを切り替えられるため、用途に応じてイヤホンを付けたまま切り替えることが可能になった。従来は出来なかった、Bluetoothモードで接続しておいて山岳地域など電波が安定しないときにはMP3モードに切り替えるといった芸当も可能な訳だ。

ただ1点注意して欲しいのは、MP3モードでは完全にモードが切り替わるため、通知などは受け取れないとのこと。両立する訳ではなく、あくまでモードが増えた形。

「OpenSwim Pro」はBluetoothモードとMP3モードのデュアルモード

少し活躍の場が減ってしまったように思うMP3モードだが、ストレージが8倍の32GBに増加したのは見逃せない点。楽曲データのデータ容量次第ではあるが、最大8,000曲まで保存できるとのことなので幅広いプレイリストを組めるだろう。

そのためにか、データ転送速度も向上しており、1分で最大225曲を転送できるとのこと。速度的には約15MB/s出るようなので、Bluetooth接続だと考えるとかなり早いはず。

「OpenSwim Pro」は内部ストレージが32GBに増加

新たにマイクが追加、ノイズ低減ありでクリアな通話が可能に

Bluetoothモードの追加に合わせて通話用にマイクが追加されているのだが、ENCとDNSという2つのノイズ低減技術を搭載しており、クリアな通話を体験できるという。イメージムービーではロードバイクに乗りながら通話をしていたため、興味がある人はぜひ試してみて欲しい。
(※自治体によっては条例で自転車乗車中の骨伝導イヤホンが禁止されているケースもあるため、確認することを推奨する)

「OpenSwim Pro」はデュアルノイズキャンセリングマイク搭載

水泳だけでなく陸上でもそのまま使える、スポーツ用として完成された「OpenSwim Pro」

もともとは水泳用として始まった「OpenSwim」だったが、今回の進化で水泳だけに留まらず、陸上でのランニングやサイクリング、その他アクティビティにも対応した「OpenSwim Pro」。

極論にはなるが、トライアスロンで泳ぎ終わった後に付けたままバイクに乗れると言えばわかりやすいだろうか。(実際は水泳中にスマートフォンは携帯しづらいので、スマートフォンはバイクと一緒に置いておくことになるかもしれないが…)あるいは連続していなくても、色々なアクティビティをする人がこれ一台で流用できると考えると、なかなか使い勝手は良さそうだとも感じる。ある種、スポーツ用として完成されたと言っても過言じゃないだろう。
日頃から音楽を聴きながらスポーツやアクティビティをする方、耳を塞がないShokzの骨伝導イヤホンも検討してみてはいかがだろうか。

改めてにはなるが、「OpenSwim Pro」は25,880円で、すでに購入可能だ。

「OpenSwim Pro」は5月10日より、25,880円で発売

製品詳細

製品名:OpenSwim Pro
販売価格:25,880円(税込)
発売日:2024年5月10日
カラー:グレー・レッド
製品ページ:https://jp.shokz.com/products/openswim-pro

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