LUCE(ルーチェ):袋の容積を最大限に活かす、スリムなフレーム式ゴミ箱

山崎実業

分別ごみ袋ホルダー

LUCE(ルーチェ)

引っ越して半年以上経つが、筆者はメインとなる大きいサイズのごみ箱を購入できていない。(購入できていない理由は後述する)もちろん必要性を感じているが、せっかく購入するなら、生活の質をあげるため、ごみ箱にも利便性を持たせたい。真っ先にイメージが湧いたのは自動開閉式だったが、別の分野で利便性を感じる商品があるのではないかと思い、調べを進めた。結果、自動開閉式以外に利便性を感じるベストな商品を発見したので、この記事で紹介していく。

目次

山崎実業のLUCEを購入するに至るまで

ごみ箱を購入するにあたり、筆者を最も悩ませたのはごみ袋そのものだ。地域によっては指定のごみ袋でごみを出さなければいけないところがあり、筆者が住んでいる地域も該当している。指定のごみ袋は無料で配布されている地域もあるが、基本的には住んでいる地域のコンビニエンスストアやスーパーに行き、購入する必要がある。筆者の住んでいる地域の指定ごみ袋は40L1枚で換算すると70円を超えてくるため、ごみ袋1枚の単価と考えると高い印象を受ける。その上、定期的に購入しなければいけないとなるとかなりの負担がかかる。自治体が決めていることなので、簡単に覆せないことはわかっている。とはいえ、少しでも負担を減らしたい。一般的なごみ箱の場合、満杯になって箱から袋を取り出すと、箱から袋取り出した際、袋に余裕があることに気が付く。ごみ箱を使用すると、ごみ袋の限界までごみを詰めることができないため、ごみ箱を購入せずに袋をギリギリ結べるか結べないかのところまでごみを溜めて捨てるという結論に至り、ごみ箱の購入を断念した。 

ただ、断念したとはいえごみ袋のまま家の中に置いてあるのは気が引ける。そのため、良いごみ箱がないか定期的に調べていた。結果、見つけたのが「分別ごみ袋ホルダー LUCE」だ。

筆者がごみ箱に求めるもの 

ごみ箱を購入する際に筆者のなかで定めていた要件について記述する。  

筆者が定めていた要件は以下2点だ。 

・蓋つきであること 

・40Lのごみ袋が最大量活かせること 

・蓋つきであること 

ゴミと言えば特有の臭いが気になるだろう。臭いを放置すると、とくに夏場は虫が湧いてきてしまったりと面倒だ。臭いを防ぐことにおいて一番対応が便利なものとして、蓋つきであることが考えられる。臭いの出そうな生ごみや弁当のプラスチック容器などに対して、ビニール袋を二重にして対策することも可能だが、どうしても面倒に感じてしまう。蓋つきであれば、蓋そのものが臭いを外に漏らすのを防ぐ役割があり、蓋の裏に貼るタイプの消臭剤を設置することも可能になる。 

筆者にとって大事な要件になる。 

・40Lのごみ袋が最大量活かせること 

筆者は一番大きいサイズのごみ袋40L10枚入りを購入している。一番大きいサイズのごみ袋を購入する理由は、規定のラインナップが、40L 20L 10Lと容量にかなりの差が出てきてしまうためだ。自身の性格上こまめに捨てるよりかは、一気にごみ捨てを行うタイプなので40Lのものを購入するようになった。また筆者の住んでいる地域の40Lごみ袋は1枚の値段が7、80円と割高だ。そのため、少しでもごみ袋における出費を減らすべくギリギリまで入れてから捨てている。自身の性格と節約の観点から、ごみ箱も40Lに対応できるものを購入しなければならない。 

購入した山崎実業のLUCEとは

「分別ごみ袋ホルダー LUCE」は山崎実業が出している製品だ。山崎実業は今回紹介する商品以外にもキッチン家具などのインテリア雑貨を製作・販売している企業である。 

「分別ごみ袋ホルダー LUCE」は従来のデザインとは異なり、フレームのみで製作されているためごみ袋の中が見られるような仕様となっており、ペットボトルなどかさばるものを捨てても、従来のごみ箱よりも多く入れることができる。また、本体カラーの種類も豊富で通常のブラックやホワイト、レッドをはじめとし、別注でカーキやブラウンなど計7色の中から選択することが可能だ。そのため、ごみの種類ごとに色を分けることもできる。 

他にも縦開きのものと横開きのものがある。自身の家のレイアウトに合わせて選択し、購入することが可能だ。筆者は縦開きのものを購入した。 

フレームで構成されたデザイン 

早く部屋に置いた際の雰囲気が知りたかったため、届いた瞬間非常にわくわくしたのを覚えている。配達されリビングに戻り、すぐに段ボールを開けた。調べた通りフレームだけで構成されているデザインとなっており、傘立てと見間違えるような外観をしていた。正直これがごみ箱?と思ったが、使いやすさという点で見ると、なるほどと感じた。どういうところに使いやすさを感じたのかについては次のテーマで記述する。 
また設置する際には組み立てが必要となるが、複雑な構造をしていないためドライバーさえ持っていれば簡単に組み立てることができる。 

今回もカラーはブラックを選択した。ブラック以外にも選択肢はあったが、筆者はBONIQの記事で記述している通り、今回のようなアイテムをそろえる際にはシンプルなもので統一させたいためだ。 

LUCEの利便性 

筆者が検討時に定めていた要件をもとに実践したので、それについて記述する。  

・蓋つきであること 

筆者はごみ独特の臭いが漏れてしまうのを防ぐため、蓋つきを要件にあげた。実際に使用してみても、臭いに関しては問題ないように感じる。それでも気になる方は、蓋裏に消臭剤等を貼るといいだろう。しかし今まではごみ袋そのままを置いていたので、捨てるものはごみ袋にそのまま入れるという行為に慣れてしまい、蓋の開閉に少しのわずらわしさを感じてしまっていた。足のところに開閉レバーのようなものがあれば利便性はより高まると感じたが、構成がフレームのみのため難しいように思える。 

40Lのごみ袋が最大量活かせること 

「分別ごみ袋ホルダー LUCE」を購入して一番の利点を感じるのは、一つの袋に多くの量のごみが入ることだ。従来のごみ箱では、ごみ箱の袋に最大限入れたとしても、袋を取り出したら結構な余裕があると感じていた。毎回、もう少し入るじゃんと思いながらごみ捨てに向かっていたが、今回購入したLUCEは違った。袋をLUCEに取り付けたまま最大量を入れられる。
最大量のごみを入れた場合、懸念されるのはごみの取り出しだ。一般的にイメージされるごみ箱はごみ袋を交換する際に上から取り出して交換するが、フレームが邪魔して取り出しに困難な場合がある。しかしLUCEは箱型ではないため側面から取り出すことが可能だ。自治体指定のごみ袋を使用し、ギリギリまでごみを入れたい筆者にとってはありがたい機能である。ただ、側面から取り出すことが可能だからと言ってすべてを解決することはできなかった。側面から取り出す場合、フレームが当たってしまうため少しの工夫が必要だった。筆者は袋を手で押さえながら取り出している。 

また、フレームのみで構成されているため、ごみ袋の中身が外側から見えてしまうことと、耐久値の点があげられる。外側から見えてしまうのは部屋のインテリアの観点からよろしくない印象をもってしまう。ただ、使用する袋の透明度によって解決できる問題かと筆者は考えている。また、公式ではペットボトルや缶を分別するのに最適と書かれている。実際に外側から中身が見えてしまうため、生ごみを中心とする燃えるゴミでの使用は想定されていないのかもしれない。ただ、スタイリッシュな外観をしているためわずかなスペースに置くことで中身が見えてしまう問題は少し軽減されるだろう。 

耐久値に関してしばらく使用してみないとわからない点ではある。しかし、数週間使用してみた感じそのような不安が表に出ることはなかったため、今後何もないことを期待する。 

総評 

フレームのみで構成されている画期的なデザインをしており、カラー選択が豊富な商品である。蓋つきで臭い漏れを防ぐことが可能な点や、商品全体がフレームのみで製作されているので、ごみ箱口からではなく側面から取り出すことが可能だ。そのため、ギリギリまで袋にごみを入れても特に問題ないことが利点となっている。外からごみ袋の中身が見えてしまうという懸念はあるが、袋の透明度や分別する種類で解決できるかと思われる。耐久値に関しても今のところは問題ないだろう。 

LUCEは地域指定のごみ袋を使用している家庭や、ペットボトル・缶ゴミが多く出る人にオススメの商品となっている。ぜひ、一度検討してみてはいかがだろうか。 

山崎実業

分別ごみ袋ホルダー

LUCE(ルーチェ)

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